ホロスコープのpof（パートオブフォーチュン）を使った相性の見方をご紹介します。
アラビア占星術・アラビックパートの重要ポイントであるpofは、占星術における超重要感受点です。
- pofを使った相性の見方を知りたい
- pofの可能性をもっと確認したい方
- ホロスコープ読みの勉強をされている方
以上に該当する方はぜひ続きをご覧ください。
pofはよく知られている感受点ですが、意外と相性で使われていません。
ホロスコープの可能性であるpofと相性の見方は続きをご覧ください。
pof（パートオブフォーチュン）とは？
pof（パートオブフォーチュン）とは別名「幸運位」と呼ばれています。
簡単に説明すると、ご自身のアセンダントの星座・度数に対し、
- 昼生まれは、太陽をアセンダントの星座・度数に移動した際、同じ角度で動かした月の位置
- 夜生まれは、太陽をアセンダントの星座・度数に移動した際、同じ角度で動かした月の位置
がpofです。
ちなみに
- 昼生まれとは、日の出から日没までに生まれたこと
- 夜生まれとは、日没から次の日の日の出までに生まれたこと
を意味します。
また夜生まれの計算方法の場合は、「幸運位」と呼ばずに「精神位」とも呼ばれます。
少し話がゴチャゴチャするのですが、夜生まれだとしても昼生まれの計算方法でpofを特定したりもします。
pofはAstroSeekで特定可能です。
上のホロスコープだと赤丸部分（○の内側に×が書かれたシンボル）がpof（山羊座1度17分）です。
太陽が山羊座26度35分あるため、このホロスコープは昼生まれとなります。
ですので、太陽を魚座7度の位置まで持ってきた場合の月の位置がpofとなります。
pofの意味としては、幸運のありかはもちろん金運を上げるポイントとしても知られています。
pofの本質
pof（パートオブフォーチュン）は興味深い感受点です。
元々はアラビア占星術で使われていた理論です。
- 太陽
- 月
- アセンダント
という自分自身を表す惑星、感受点を合成したのがpofとも言えます。
つまり上記3つを組み合わせた、自分自身を表現したポイントとも言えます。
もちろん相性にも使えます。
pofの相性の見方
pof（パートオブフォーチュン）は先ほども述べた通り、太陽・月・アセンダントを合成した感受点と言えます。
僕の相性の研究では、
- 太陽や月のように自分自身として取り扱って良い
- 相手に対する要求（自分のpofが相手のホロスコープの5ハウスに入っていれば恋人となって欲しいなど）
- 相手の吉星（金星・木星）や凶星（火星・土星）とコンジャンクション（合）やオポジション（衝）のアスペクトを形成していた場合、プラス、もしくはマイナスの影響をダイレクトに受ける
などがわかっています。
※上記はあくまでも解釈や使い方の一例です。pofはもっと深い読み方ができます。あしからず。
簡単に言えば、pofは太陽・月のように読んでみてください、ということです。
アラビックパートとして重要なpofですが、相性においてはシンプルに読まれることをお勧めします。
pofと悪縁
pof（パートオブフォーチュン）が自分自身として読むなら、無論、悪縁の感受点であるリリスやドラゴンテイルの影響を受けます。
これを悪縁と読むかはさておき、僕の研究では人生においてマイナスの影響を受けると判断できます。
- 恋愛においてしんどい関係を要求される
- 離婚夫婦がpofとドラゴンテイルで繋がっていた
- 不倫するカップルがpofとリリスのコンジャンクションだった
ということはよく目にします。
pofは占星術では意外と知られた感受点ですが、もっと可能性があると個人的には感じています。
ただし、pofと悪縁（リリス・ドラゴンテイル）との関係に注目するのは研究としてはよいですが、影響が強いのは、太陽・月・アセンダントです。
特に初心者の方は、ホロスコープで太陽・月、アセンダントと悪縁の重要感受点であるリリス・ドラゴンテイルとの関係に見落としがないようにする方が深く運命を読むことができます。
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