リリス専門家であるマジンガー真中です。
今回の記事では、相性におけるリリスとドラゴンテイルが合の見方を解説します。
シナストリーでリリスとドラゴンテイルが合の場合、どんな影響があるのでしょうか?
ホロスコープ読みの基本も学べる内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
結論|相性でリリスとドラゴンテイルの合は見なくて良い
相性でリリスとドラゴンテイルの合は、どんな影響があるのか?
ヒントとなる記事を既にアップしています。
この記事の結論は以下です。
リリスとドラゴンヘッドの合は見なくて良い。見たくても優先順位を下げる。
相性のリリスとドラゴンテイルの合も、この3つのポイントと本質的にはイコールです。
見るにしても優先順位を下げる必要があります。
リリスもドラゴンテイルも動きが遅すぎる
リリスは9か月で1つの星座を通過します。
ドラゴンテイルはドラゴンヘッドと同様に1年半に1つの星座を通過します。
仮に相性で自分のリリスと相手のドラゴンテイルが合の場合、オーブを何度取るかにもよりますが、同級生も同じ組み合わせになる人が多数います。
動きの遅いものは運命に影響し辛いというのが占星術の大原則です。
もちろん、動きの速い惑星とアスペクトを形成した場合は影響が大きくなります。
ですが、遅い惑星、感受点同士のアスペクトは個人の人生に影響しづらいというのが占星術の本質でもあります。
そう、リリスもドラゴンテイルも動きが遅すぎるため、相性における合を見ても仕方ないのです。
シナストリーで相性を読む大原則
そもそもシナストリーで相性を読む場合、優先順位があります。
まず自分を意味する太陽、月、アセンダント、ミッドヘブンから読むということです
特に太陽、月、アセンダントはプライマルトライヤドといって運命に強く影響する惑星、感受点です。
さらに、太陽、月と同様にパーソナルプラネットと呼ばれる水星、金星、火星も影響がとても大きいのです。
リリスもドラゴンテイルも悪縁を意味する二大感受点ですので、相性でこの2つの合が気になるのもわかります。
しかし、リリスとドラゴンテイルの合よりも運命に強く作用するものは、他にもたくさんあります。
シナストリーに限らず、ホロスコープを読む時は常にどこから読んでいくのかという優先順位が非常に大切になります。
>>オススメの記事①:リリスが強いホロスコープで、人生うまくいく人、苦労している人の違い
>>オススメの記事②:【ホロスコープ】リリスはトゥルーとミーン、どちらを使うべきか
>>オススメの記事③:【相性】リリス – 太陽・月の合、衝に解釈の違いについて解説
ホロスコープ読みで大切なリアリスト感覚
少し違った視点でお伝えします。
世間で優秀な占い師さんというのは、意外とリアリストの方が多いです。
一言で言えば、占いですべて解決するなんて1ミリも思っていません。
スピリチャルに盲信する一方で、日頃の努力や研鑽、人に対するマナーや礼儀がなっていない人が成功しているのを見たことがないからです。
相性でリリスとドラゴンテイルの合に注目する人の中には、スピリチュアルに没頭している人が一部見受けられます。
ですが、占星術の基本さえ理解していれば優先順位を下げて読まないといけないことにすぐに気づけます。
先ほども述べた通り、相性で動きの遅い感受点同士の合は同級生にたくさんいることになります。
では、同級生のほとんどが特定の世代のリリスとドラゴンテイルの合の影響を受けるのでしょうか?
常識で考えてもそんなことあり得ません。
リアリスト感覚、常識は意外とホロスコープ読みで重要なのです。
占星術の基本をしっかりとマスターしよう
リリス、ドラゴンテイルは
- 自分自身を表現しません
- 感受点であり物体として存在しません
- アセンダントのようにその人自身を表現する感受点でもありません
- 動きが遅い感受点です
だから相性ではリリスとドラゴンテイルの合は見なくて良い、が答えとなります。
上の4つはどれも占星術の基本です。
基本を理解していれば、世間で流れている怪しい占星術の情報に惑わされなくなります。
何事も基本が一番大事です。
この記事を読まれている方は、占星術の基本を大切にしてホロスコープに向き合っていただければ幸いです。