ホロスコープによる親子の相性の注目ポイントをご紹介します。
- ホロスコープの相性(シナストリー)で親子を深くみていきたい方
- ホロスコープの相性に特化した勉強をされている方
- 親子問題で悩んでいる方
- プロのホロスコープ読みを学んでみたい方
以上に当てはまる方は、ぜひ続きをご覧ください。
親子の相性に特化した見方のヒントは何なのでしょうか?
相性・悪縁鑑定の専門家がお伝えします。
親子の相性で見るべきポイント
親子の相性をシナストリーで見る場合、注意すべきポイントは以下になります。
- 親子といえど、悪縁関係は十分あり得る
- 親子関係の依存に注意
- 相性を見る前に大切なこと
こちらを一つずつ解説していきます。
①親子と悪縁(リリス・ドラゴンテイル)の相性
親子関係で実は一番注目したいのが、親、もしくはと子どもと悪縁関係かどうかです。
理由は鑑定に親子の相性を確認されたい時というのは、親子関係で悩んでいる方が来られるからです。
鑑定実績として、親子関係で悩まれている方の50%は親、もしくは子どもと悪縁関係です。
ただし、ちゃんと断っておくと悪縁関係だからといって親子関係が維持できないというわけではありません。
ただ、親、もしくと子どもと仲が悪い、かつホロスコープからでも悪縁と特定できた場合は、付き合い方に気をつけることがあるのはいうまでもありません。
親子と悪縁関係の相性の本質は、今後の付き合い方を明確にするためです。
- 一緒に住むべきか? 離れて住むべきか?
- どんな距離感で付き合っていけば良いか?
- 可能な限り相手の負の影響の回避方法は?
実情としては、以上の内容を鑑定ではよく聞かれます。
親子に限らず、人間関係は距離感が一番大事です。
お互いにとって最適な距離感を図ることこそが、幸せな人生につながります。
②親子の依存関係
ホロスコープで親子関係を見ていると、依存関係になる傾向が強いのシナストリーを度々拝見します。
- 親子がずっと同居している
- 親が何かにつけて自分を頼ってくる
- 子供が自立しない
これらに関して、ホロスコープ(シナストリー)では以下に注目します。
- 悪縁(リリス、ドラゴンテイル)
- 統治星やドラゴンヘッドが4ハウスもしくは8マウス
- プライマルトライアド(太陽、月、アセンダント)が相手の凶星、もしくは準凶星から包囲されている
などです。
※実際の鑑定ではもっと深くホロスコープを読み込みます。
人間関係における一番のNG行為は依存です。
依存は非常に厄介です。
- 依存していても依存していると気付きにくい
- また、依存とわかっても依存だから辞めづらい
依存関係の場合、どう相手と距離を置くかはもちろん、一番の理想は離れて暮らすことです。
そうでないと依存される側は消耗していく一方だからです。
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③親子の相性を見る前に大切なこと
今回は、ホロスコープやシナストリーにおける親子関係の注目ポイントを解説しています。
これは僕のブログでよく書いてあることなのですが、相性(シナストリー)においては、ネータルチャート、つまり、その人の出生図ホロスコープの読み込みが最優先なのです。
親子関係の鑑定はある意味、他の相性の鑑定と一緒ともいえます。
ですが、多くの親子関係は血が通っており、血縁の力というのもまたあります。
さらに親子だからこそ憎しみが生まれてしまうというご相談も、実践鑑定の場で何度もメインしています。
血縁の力、憎しみの根源、さらに先祖が自分に何を求めているのかなどは、ネータルチャートでないと読み解けないものです。
自分に与えられた運命をまず紐解かないと、真の親子の相性は見えてこないのです。