占星術における仕事のハウスの解説記事です。
- ホロスコープの仕事に関するハウスの理解を深めたい
- 占星術の適職、天職の見方を理解したい
- プロの占星術師として適職、転職のアドバイスを的確に行いたい
以上に該当する方はぜひ本記事をご覧ください。
プロの占星術師は仕事のハウスをどう読んでいるのか?
また、天職と労働の違いといったものまで解説していきます。
続きをご覧ください。
仕事のハウスの違い
仕事を意味するハウスは原則、10ハウス、6ハウスですが、お金に関するハウスである2ハウスも実際は仕事を意味します。
それぞれの違いは以下になります。
10ハウス
一般的な天職、つまり自分が生を受けこの世で果たすべき役割を実行するための仕事は10ハウスを起点に読んでいきます。
Mc(ミッドヘブン)やルーラー(主星)、入っている惑星といったもので天職を特定していきます。
Mcが蠍座の場合、親の仕事を受け継いだり、また銀行で働くや場合よっては占い師ということもありえます。
※解釈の一例です。ホロスコープの一箇所だけを見てその人の天職を特定することは、実践鑑定ではあり得ません。あしからず。
10ハウスは社会的役割や知名度といった意味もあります。
名を馳せるための有効な手段を読む場合にも使います。
6ハウス
労働、つまり食べていくための仕事を読む場合は原則6ハウスを起点に読んでいきます。
天職と労働の場合、どうしても天職を優先しそうですが、6ハウスを起点として読んだ場合の運が10ハウスの運よりも強い、吉の場合なんてざらにあります。
6ハウスの仕事を懸命に励んでいく人の中には、大きな幸運を掴む人が多かったりします。
古典占星術ではエビルハウス(悪魔のハウス)とも呼ばれている6ハウスですが、徳が積まれるのも6ハウスのことだったりします。
決して軽んじてはいけないハウスです。
2ハウス
仕事は何のために行うのか?
そう考えた場合、お金を稼ぐことも理由の一つのはずです。
お金の稼ぎ方は原則2ハウスから見ていきます。
もし、お金を稼ぎたければ、2ハウスを中心に見ていき、2ハウスの意味する仕事に就くことは決して悪い判断ではありません。
【ビジネス】京都の占い師がおすすめする転職成功のポイント3選
他の仕事を見ていくポイント
ホロスコープで適職や仕事運を見ていく場合は、
- 太陽
- 月
- アセンダント
- 火星
- ドデカテモリー
- クオリティ
などを見ていく必要があります。
実際の占星術鑑定はいろんな角度から複合的な見方が大切です。
適職、天職のアドバイスを見直す必要がある時代
今回は、ホロスコープのハウスを起点とした仕事の見方について解説しました。
一方、実践鑑定ではもっといろんな角度で適職や天職を見ていく必要があります。
以下の記事がオススメの記事です。
ここにも書かれてある通り、今、時代の変わり目であり、クライアントの方の適職、天職のアドバイスは過去のやり方とは違う方法でアプローチする必要があります。
理由は端的に言えば、これまで価値があった仕事の価値がなくなり、また新しい仕事がたくさん生まれてきているからです。
既存の仕事を適職、天職としてそのまま提案する時代はすでに終わっています。
適職、天職のアドバイスを見直す必要がある時代なのです。
リリスが強いホロスコープで、人生うまくいく人、苦労している人の違いは?