ホロスコープ｜独学のやり方は？ ※注意点をぜひ確認

ホロスコープを読むための独学のやり方をご紹介します。

以上が気になる方は、ぜひ続きをご覧ください。

結論：一冊の本を徹底的にやる

ホロスコープ（占星術）に限らず、あらゆる勉強に言えるのですが、一冊の本を徹底的に読み込んだり、理解するのが一番の近道です。

例えば受験勉強をしていて偏差値が上がらない人は、いろんな参考書に手を出していることが多いんです。

同じように、ホロスコープが読めない人も、占星術の本は本棚にたくさん並んでいるけど、結局、ホロスコープがちゃんと読めているか自信がない人って多いはずです。

浮気をせずに、一冊の本を徹底的に取り組む。

独学で占星術の勉強をし、ホロスコープが読めるようになる近道はこれしかないです。

ただし、僕は独学を一切お勧めしていないです。

その理由を以下に記します。

ホロスコープを読むために独学のやり方を知りたい。

その気持ちは痛いほどわかりますが、以下の理由3つにより、僕は独学をお勧めしていないです。

ちゃんとホロスコープが読めるようになり、ゆくゆくはお金をいただけるプロの占星術師になりたい人は、ぜひ確認してみてください。

いちばん大きな理由は、独学でホロスコープが読めるようになった人に僕がまだ出会っていないのが挙げられます。

僕はマンツーマンでホロスコープの読み方を教えています。

毎月、プロの占い師の方から初心者の方まで、僕のもとで30名ほど学ばれているのですが、独学でちゃんとホロスコープが読めた人は一人もいませんでした。

さらに言えば、他の占星術講座で学んできた人でも、ホロスコープが適切に読解できた人はいません。

それぐらいホロスコープを独学を学ぶのはハードルが高いのです。

ホロスコープが読めるようになるために、独学のやり方が知りたい。

その気持ちはわかるのですが、独学の最大の弱点が、間違った占星術の理論がわからない、というのが挙げられます。

具体的には、自分のネータルチャート（出生図のホロスコープ）で海王星とリリスがコンジャンクションだから、自分は占いの才能があると解釈したとします。

けど、海王星もリリスも動きが遅い惑星、感受点であるので、同級生みんな占いの才能があるということになります。

そんなことはあり得ません。

海王星は占いやスピリチュアルを意味し、リリスは徹底的という解釈があるので、そう理解したい気持ちはわかるのですが、理論的にかなり無理があります。

こういったことをちゃんと教えてくれる本やネットの情報は、ほとんどありません。

本やネットに書いてある占星術の情報も怪しいものが散見されます。

ホロスコープにある冥王星と月がオポジションで、この人は宿命的な運命を持ち合わせているという解釈…。（冥王星と月がオポジションじゃない人でも、みんな宿命的な運命を歩んでいるんじゃない？）
アセンダントとトランジットの冥王星がコンジャンクションというところだけを切り取って、自分は今、自分は運命の激変期にあるという解釈…。（オーブを何度取るかにもよるけど、数年間にわたって劇的な変化って本当に起きることなの？）
リリスが1ハウスにある人はストーカーに遭いやすい…。（ちゃんとしたプロの占星術師は一箇所だけを切り取って何かを断定することはまずやりません。複数の箇所を検証してから答えを出すものです）

これらが占星術の理論的に矛盾に満ちていたり、解釈が乱暴すぎたり、ホロスコープの一点だけで何かを決めつけるというリスクの高い見方をしているということは、独学ではわからないものです。

ホロスコープが読めるようになるための独学のやり方を知ることは、やはり諦めた方が良いです…。