ホロスコープ(占星術)を用いて小説などの創作のキャラクターに盛り込む方にお伝えします。
各キャラクターの性格や行動傾向を設定する際、ホロスコープはかなり有効です。
そのために占星術を勉強されている方も多いのではと思います。
元々小説家を目指していた私、真中伸也が創作での星座の傾向を盛り込む方法をお伝えします。
- 創作におけるキャラクターの設定を行いたい
- 深みのあるキャラクターを作りたい
- 登場人物に意外な一面を持ち合わせたい
以上に該当する方は、ぜひ続きをご覧ください。
星座を用いた創作キャラクターの設定方法
キャラクター設定は創作における重要な要素です。
魅力的なキャラクターが創造できれば、物語は格段に面白くなります。
以下、3つのポイントで星座を盛り込む方法を解説します。
①反対の星座の傾向を入れる
基本中の基本ですが、例えば登場人物のホロスコープの星座が牡羊座ならやがて天秤座の要素も手に入れるということを盛り込んでみてください。
牡羊座の性格は猪突猛進です。
天秤座の性格はバランス、対話を重んじるです。
つまり、最初は牡羊座のように果敢取り組むが、一人の力だけでは達成困難な課題をあったとします。
その登場人物は人と協力しながら物事を進めていく大切さを学び(天秤座の要素)、やがて仲間やサポートしてくれる人たちと困難に立ち向かう…。
占星術的に言えば、牡羊座の人には天秤座の要素も必ず持ち合わせています。
その力を表現するには、成長という過程が必要です。
以下、各星座の組み合わせの一覧です。
- 牡羊座(猪突猛進、リーダーシップ)⇔天秤座(調和、バランス)
- 牡牛座(頑固、現実)⇔蠍座(秘密、スピリチュアル)
- 双子座(広く浅く、若者気分)⇔射手座(哲学、宗教心)
- 蟹座(母性、家族愛)⇔山羊座(父性、社会的立場)
- 獅子座(王様、支配)⇔水瓶座(平等、最先端)
- 乙女座(細かい、厳しい)⇔魚座(スピリチュアル、愛)
ぜひ参考にしてみてください。
②病気や怪我の要素を星座から盛り込む
魅力的な登場人物には必ず弱点があります。
弱点があるからこそ、逆に創作においては魅力的なキャラクターになります。
登場人物のホロスコープで太陽や月と、スクエア(90度)やオポジション(180度)といった悪いアスペクトの惑星の「星座」の病気を盛り込んでみてください。
惑星はなんでも良く、その惑星が属している星座に注目してみてください。
例えば、太陽と海王星がスクエアを作っていたとして、その海王星が山羊座の場合、皮膚や骨の病気といった感じです。
※実はこの見方、シンプルですがプロの占い師が実践鑑定で使用する技でもあります。
各星座の病気は以下を参考にしてみてください。
- 牡羊座→頭の怪我、傷、火傷
- 牡牛座→口の病気、糖尿病、首の怪我
- 双子座→神経症、手や腕の怪我、気管支炎
- 蟹座→ガン、婦人科系、体が硬い
- 獅子座→目の病気、心臓病、脊髄の怪我
- 乙女座→お腹を壊しやすい、神経質、腹膜炎
- 天秤座→腰痛、ヘルニア、腎臓の病気
- 蠍座→泌尿器系、遺伝的な病気、奇病
- 射手座→肝臓の病気、太ももやお尻の怪我、坐骨の怪我
- 山羊座→皮膚に関する病気、肝臓病、骨折
- 水瓶座→流行病、血液・リンパ系、心臓
- 魚座→薬害、足の怪我、水虫
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③敵やライバルの設定方法
創作における魅力的なキャラクターには必ず敵やライバルがいます。
敵やライバルはホロスコープのどこを見れば良いのかは、以下をご覧ください。
- ライバル:5ハウス
- 敵(明らかに自分のことを嫌っている人):7ハウス
- 影で足を引っ張る人:12ハウス
シンプルに5ハウス、7ハウス、12ハウスのカスプ(ホロスコープの境界線)の星座の要素をキャラクターに盛り込んでみてください。
上のホロスコープで言えば、ライバルの5ハウスのカスプは牡牛座です。
だから、お金持ちや現実主義の要素を入れてみる。
敵は7ハウスなので、今回で言えば双子座です.
頭が切れるイケメンや美女(双子座はハンサム星座)と設定してみる。
影の敵は12ハウスなので、執着心が強く、実はいつも登場人物を付け狙う。
毒殺という手段も。
以上のようなイメージです。
星座だけでも魅力的なキャラクターは創作できる
今回、3つのポイントで創作における登場人物の設定方法を解説しました。
ホロスコープは大変奥が深いので、占星術を学べば学ぶほど魅力的なキャラクター設定につながるはずです。
他にも以下の要素を織り交ぜていくと、さらに魅力的になるはずです。
- リリス(カリスマ性、性的な魅力)
- ドラゴンテイル(前世からの悪縁、今世で借りを返すということも)
- ノーアスペクトの惑星(例えば金星がノーアスペクトだと結婚での波乱が多いなど)
ぜひ参考にしてみてください。