ホロスコープ作成の際、出生時間のズレが気になることがないでしょうか？
出生時間がわからないと占星術では正確な運命が読めないとされていますが、本当でしょうか？
- 出生時間のズレを修正したいと考えている
- 生まれた時間が場所がわからないと正確な運命が読めないと教えられてきた
- プロの占星術師がホロスコープをどう読んでいるのか知りたい
以上に該当する方はぜひ続きをご覧ください。
ホロスコープの出生時間のズレ修正は必要なし！
結論から書くと、ホロスコープの出生時間に関して、ズレの変更は必要ないです。
ホロスコープの出生時刻修正でレクティファイが有名です。
自分の見た目や性格からアセンダントの星座を特定するものです。
他にもお金の使い方であれば2ハウス、病気の傾向であれば6ハウスといったようにこれまでの人生で各カスプの意味に該当する星座を割り当てていくこともあります。
ですが、はっきり言ってレクティファイはリスクが高いです。
理由は例えばアセンダントの影響、例えば見た目や個性というのは、星座だけでなく、アスペクトを作っている惑星やその惑星が属している星座、1ハウスに入っている惑星の影響も強く受けるからです。
さらに各12ハウスの特性も（世間ではあまり知られていませんが）カスプの度数とのアスペクトも影響します。
つまりカスプの星座を特定するのって実は至難の業なのです。
特に自分の性格からアセンダントの星座を特定することもやったりするようですが、性格なんてはっきりいってなんとでも言えてしまいます。
ソーラーチャートをあなどるなかれ
レクティファイをやりたい理由は、何がなんでもアセンダントやミッドヘブン、カスプの星座を割り出したいからというのがあるはずです。
これは、「生まれた時間と場所がわからないと正確な運命が読めない（プラシーダスのホロスコープでないといけない）」と思い込んでいるからではないでしょうか？
僕の占星術講座の生徒さんにはよく話しているのですが、「プラシーダスのホロスコープには出ていなくて、ソーラーチャートでしか出ていない運命なんて日常茶飯事だよ」があります。
日々、ホロスコープの検証をしている人であれば、この事実はすぐにわかります。
しかし、
- 偉い先生がプラシーダスのホロスコープでないと運命がちゃんと読めないと言っている
- 本にそう書いてあった
- 自分の周りの人たちもそう思っている
こんな理由でプラシーダスのホロスコープでないといけないと（繰り返しになりますが）多くの人が思い込んでいるんです。
けど、ちゃんと検証している人はほとんどいません。
話は少し脱線しますが、自分の生まれた時間と場所がわからない人なんて世の中大勢います。
そういった方々の鑑定に対して、ソーラーチャートで日々検証、研究し、対応力をつけた方がよほど良い占い師に近づけると思うのは僕だけでしょうか？
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ホロスコープ作成法って何種類あるかってご存じですか？
ホロスコープは以下の種類があります。
- プラシーダス
- レギオモンタナス
- ソーラーチャート
- ルナーチャート
- 真実の日の出図チャート
- 概算日の出図チャート
- 真実の日の入りチャート
- 概算日の入りチャート
- コッホ
- イコールハウスチャート
- ホールサインハウスチャート
- ジジギィチャート
- パートオブフォーチュン（pof）チャート
などなど、ホロスコープの種類は30を超えてると言われています。
けど、どのホロスコープが一番運命が読めるかということをちゃんと研究、検証した人はほぼいないはずです。
もしかすると結婚に関しては、パートオブフォーチュンチャートの方が読めるのかもしれません。
プラシーダスのホロスコープでないといけないというのは、思い込みです。
ちゃんと検証した上で、生まれた時間と場所がわからないといけないと言うのであればわかります。
けど、確認もせずに○○が正しいという意見は疑った方が良さそうです。
もちろん、占星術初心者の方はプラシーダスやソーラーチャートで研究してみてください。
占星術は楽しんだもの勝ち。
難しいところ飛ばして、楽しめる範囲で勉強するのが非常にオススメです。
