ホロスコープ読みに限らず、ありとあらゆる占いで寿命占いは絶対禁止してください。
寿命占いは御法度中の御法度です。
- なぜ寿命占いをしてはいけないのか、理由が知りたい
- 寿命がわかってしまうことはあるのか?
- 寿命がわかってしまった時、どうすればよいのか?
以上に該当する方は続きをご覧ください。
占星術視点込みで、寿命占いの本質を解説します。
寿命を聞かれた場合の断り方についても触れています。
寿命占いが絶対禁止の理由は?
ホロスコープ読みに限らず、なぜ寿命占いが禁止なのか?
理由は、寿命を伝えることによってクライアントの方の生きる意欲を失わせる可能性が非常に高いからです。
占い師は偉くもなんともありません。
ただ人よりも占いができるだけです。
寿命がわかって伝えてしまうような占い師は、ハッキリ言ってプロではありません。
占いは、クライアントの方の人生を幸せにするためにあります。
たとえ寿命を教えてほしいと言われても、絶対に口にしてはいけないのです。
よくあるケースとして、遺産相続の話もあるし、父親がいつ亡くなりそうか? と聞かれることがあります。
遺産相続の手続きが大変なのも理解できます。
それでも寿命を占いで伝えてはいけません。
占い師は神様ではありません。
クライアントの方と同じ一人の人間です。
人が神様でない以上、絶対に超えてはいけない一線があるのです。
ホロスコープで寿命がわかってしまうことがあるのか?
ホロスコープで未来予測をしていて、寿命が解る時があるのか? と言われればイエスです。
わかってしまう時もあります。
けど、それを口にしてはいけません。
占星術は多数の未来予測があります。
ホロスコープ読みの複数の未来予測技法で運命を読み解いた場合、このタイミングが危ない、というのが頭の中にズバッと入ってくることがあります。
※実際の実践鑑定で、実はよくあることなのです。
仮に寿命がわかってしまったとしても、このタイミングまでにクライアントの方や、クライアントの方が見てほしいと言われている方がどんな人生を歩めば本当の意味で幸せになれるのか?
この幸福を追求することこそ、真の占星術鑑定なのです。
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もし寿命のことを占ってほしいとしつこく言われたら
クライアントの方の中には、自分もしくは○○さんの寿命を占ってほしいとおっしゃる方がいます。
僕自身、かなり食い下がられて「寿命を聞くまで絶対に帰りません」と言われたこともあります。
もちろん、断固として伝えてはいけなせん。
鑑定料の受け取りを辞退しても伝えるべきではないのです。
もし寿命のことを占ってほしいと言われた場合は、以下の状況になることをちゃんと伝えてください。
- 寿命を聞くこと自体、ご自身の運が下がることをちゃんと伝える
- 自分、もしくは相手の死を望むことにつながり、天運が一切いただけなくなる(天は人の死を望むことを嫌う)
- 先祖が悲しむ。ご先祖様は自分や相手の人生の幸せを望んでいるから
絶対に占ってはいけない内容を依頼されても、断るのが占い師の仕事でもあります。
ホロスコープでこの世界に遺すべきものは何か? を特定する
人はこの世界で何を遺すべきなのか?
もし僕が鑑定する場合は、2ハウスに注目します。
8ハウスが人からいただく遺産なのであれば、ターンマップ(7ハウスを1ハウスにする)、つまり人に何を遺すのが自分を使命なのか? を特定できるのが2ハウスだからです。
自分の使命は統治星やドラゴンヘッド、先行日食、バーテックスなどを見ることが多いはずです。
ですが、人や社会のために遺せるものと言われた場合は、2ハウスから見ていくべきだと僕は考えます。
2ハウスのルーラーが3ハウスにある場合は、自分の経験を知恵をして後世に伝えていってください。
自分という尊い命ができることを精一杯やってみる。
占星術、ホロスコープ読みは「この世界に何を自分は遺すべきか?」を特定できる占術でもあるのです。
寿命をどうしても教えてほしいと言われたら、あなた、もしくは、寿命を見てもらいたい人が、この世界に遺すべきものは○○ですよとお伝えするのも回避方法の一つでもあります。