占星術において満月の意味を抑えておくと、ホロスコープの理解力がグッと増します。
- 満月にはどんな意味があるのか知りたい
- 満月に財布を振るのが良いとされているが本当なのか、疑問を抱いている
- プロの占星術師は満月をどう解釈しているのかが気になる
以上に該当する方は、ぜひ続きをご覧ください。
満月の意味を解説
占星術の満月の意味を知る上で、絶対欠かせない要素があります。
それは、満月とはホロスコープ上で太陽と月のオポジション(180度、衝)であるということです。
占星術でオポジションは凶です。
つまり、占星術の理論上、満月は凶の一日を意味する、と解釈できます。
満月が凶ってあまり聞かないのではないでしょうか?
ですが、満月の時に、
- 交通事故が多い
- (特に女性は)体調を崩すことがある
- 気分が高揚し、判断力が鈍る
というのがあります。
また、満月生まれの人は両親の仲が悪い時にできた子供という解釈もあります。
※あくまでも解釈の一例です。プロはホロスコープの複数の箇所を見て結論を出します。
満月の凶作用と鑑定
占星術の満月の意味を理解する上で、上述している通り、悪い意味でちゃんと解釈するというは非常に重要です。
占星術鑑定で非常に大切なのが、ホロスコープにある悪い箇所はちゃんと悪いポイントとして見る、というのが挙げられます。
いや、そんなことはない! ホロスコープの悪い解釈なんてしなくていい! という意見をお持ちの方もいらっしゃるはずです。
その意見はご自身の価値観なので、僕は否定しません。
ただ、実践鑑定において、ホロスコープの悪い箇所(今回の満月も含まれます)は見落とし厳禁であるというのは、きちんと申し上げたいところです。
なぜならクライアントの方のリスクヘッジができなくなるからです。
人生は良い面ばかりではありません。
悪いこともちゃんと起きます。
※悪い出来事をちゃんと見つめたり、向き合うと吉に転化するものです。
ホロスコープが示してくれる悪い箇所が、がクライアントの方の人生にどんな意味を伝えようとしているか、を明確にし、アドバイスするのも占星術師の仕事です。
満月が凶だとするならば、
- 月に向かって財布を振っている場合ではない
- 何か新しいことをスタートするタイミングではない(占星術はスタートを大切にする占いです)
- 大きな買い物(家や株)をするタイミングではない
ということになります。
興味深いことに、運が良い人のお話を聞くと、満月を含め、悪いタイミングで行動を起こしていないというのがあります。
幸運を呼び起こす最大のポイントは、悪いタイミングで行動を起こさない、ということです。
これは占星術師であれば、絶対に胸に刻んでおきたいことなのです。
満月のもっと深い意味は?
満月は見方によっては新月へのスタートとなります。
満月〜新月の間は減光期と言います。
減光期とあるように、何かを減らすということに対しては吉です。
例えば満月から20時間後にダイエットや断捨離をするのは非常におすすめです。
また借金がある人はこのタイミングで返済を開始すると吉ですね。
他にもスマートフォンの電話帳やLINEの友達となっている人の整理にも良いタイミングです。
満月は何か減らすためのスタートと認識してみてください。
満月一つとってしても、やはり実生活に役立つ深い意味があるのです。
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占星術で満月のちょっと変わった使い方
占星術で満月のちょっと変わった使い方をご紹介します。
それは、満月のタイミングで日本のホロスコープを作るということです。
以下、2023年7月3日20時39分、満月時のプラシーダス(東京)のホロスコープです。
これは満月図のホロスコープいいます。
次の新月までの(日本の)運命を読むためのものです。
国民は旅行にどんどん出かけます。
新型コロナウィルスの影響もまだまだ出ていきますね。
あと、とにかく暑い日々が続くとも満月図で表現されています。
興味がある方は、ぜひ満月図で次の新月までの運命を読んでみてください。
思いもよらない運命が発見できるはずです。