コンジャンクション(合、0度)が多いホロスコープの持ち主は、どんな人生になりがちなのでしょうか?
ホロスコープ読みを勉強している人はもちろん、コンジャンクションって何? と思っている方にも理解していただける内容の記事を書きました。
ぜひご覧ください。
コンジャンションが多いとクセが強い
コンジャンクションが多いホロスコープの持ち主は、往々にしてクセが強いです。
具体的には、
- 行動力はあるが、後先かえりみない。
- 極端な考え方をする。
- 自分が正しいと思っている。
- ナルシスト。
- 人を惹きつける魅力がある人もいる。
- 人との出会いも別れも多い。
- 人を巻き込み、迷惑も恩恵も相手に与える
- 病気にかかりやすい。
- 結婚で人生の転機を迎える
これらが解釈の一例になります。
実際の話、ホロスコープは一か所だけをみて判断するのではなくて、総合的な判断をするものです。
ですが、上記に書いてあることは参考になるはずです。
そもそもコンジャンクションとは?
コンジャンクションとは惑星と惑星が重なっている状態のことを指します。
重なっているので、角度的には0度です。
また、コンジャンクションは「合(ごう)」とも呼ばれています。
オーブ(許容度)は古典占星術や現代占星術で様々ですが、古典派の僕は、
- 太陽:接近12度、分離17度
- 月:接近9度、分離12度
- その他の惑星:接近6度、分離8度
- セクスタイルはどの惑星も接近、分離5度
まで取っています。
※接近とは動きが早い惑星が動きの遅い惑星に近づきながら正確な(ぴったりとした角度の)アスペクトを作ること、分離とは動き早い惑星が正確なアスペクトを作ってから離れることを指します。
つまり、太陽を例に挙げると太陽が獅子座9度の場合、木星が蟹座22度〜獅子座21度だとコンジャンクションという判断になります。
アスペクトの強さの比較
アスペクトにも強さがあります。
第一種アスペクト(コンジャンクション、セクスタイル、スクエア、トライン、オポジション)で説明します。
一番強いのが、コンジャンクション(0度、合)です。
次に強いのがオポジション(180度、衝)。
その次に強いのがスクエア(90度)。
その次に強いのがトライン(120度)。
第一種アスペクトで一番弱いのがセクスタイル(60度)です。
つまり、
コンジャンクション>オポジション>スクエア>トライン>セクスタイル
になります。
コンジャンクションは第一種アスペクトで一番強いので、個性や性格、行動力に影響するアスペクトと言えます。
星座間でのコンジャンクションについて
昔の占星術師は、星座間でアスペクトをとっていました。
例えば、蟹座と蠍座内でそれぞれ惑星があれば、トラインと判断します。
※蟹座と蠍座は星座間で120度の角度です。
今回のコンジャンクションで言えば、一つの星座に惑星が集中している場合、その星座の意味が正確や行動で強調される傾向があります。
例えば、蟹座に惑星が集中している場合、面倒見は良いが排他的で、実は行動力の塊といった感じです。
※あまり知られていませんが、蟹座は行動力の星座でもあります。
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アスペクト一つとっても奥が深い占星術
占星術は5000年の歴史があると言われ、今なお研究されている占いです。
アスペクト一つとっても、丁寧に見ていけば奥が深いものです。
もちろん、占星術の理論はアスペクトだけではありません。
たくさんの理論を駆使しながら、さらにインスピレーションや霊感を用いてホロスコープを読み、運命を見つめていくのが占星術です。
占星術は、真剣に取り組む人には必ず力を与えます。
ぜひ懸命に勉強されることをお勧めします。