占い師がコーチングスキルを身につけることは非常に重要です。
クライアントの方の本音を引き出せ、さらに、ありたい姿に対するアドバイスがしやすくなるからです。
占い師でコーチングを勉強しというのは意外と多いもの。
実際、私、真中伸也自身が元々プロコーチとして活動してきました。
コーチングを占いで使う際、注意点があります。
- 占い師の方でコーチングを勉強されている方
- コーチングを占いで活用できないかと考えている方
- プロコーチで占いをコーチングで使って見たい方
以上に該当する方はぜひ続きをご覧ください。
実践鑑定でコーチングを使っている占い師の生の声をお届けします。
占いでコーチングを使う時の注意点は?
まず結論から書くと、占いでは「コーチングをやりすぎない」というのが注意点になります。
理由は、当たり前ですが占いとコーチングは別物だからです。
鑑定に来られたクライアントの方は、占いによるアドバイスを欲しています。
もちろん潜在的には自分の本音に気づきたい、可能性を知りたいと思っている方もいますが、目的が違います。
まず、クライアントの方のニーズ沿ってアドバイス中心の接し方を行う必要があるのです。
コーチングを勉強したての人でよくあるのが、せっかく勉強したのだからコーチングを積極的に使ってみようということ。
意気込み自体は悪くないのですが、下手なコーチングスキルはとにかく相手を質問攻めにします。
聞かれた方は、「なんでこの人は根掘り葉掘り、細かいことや自分を試すような質問をするの?」と不快感を覚えることも少なくないのです。
こういった感情を抱かれてしまうのは、鑑定において明らかにマイナスです。
注意が必要です。
占いでコーチングを使うコツは?
一方、占いでコーチングをうまく使うと良い鑑定になります。
ではどう使えば良いのか?
クライアントの方がどんな人生を生きていきたいか、未来に関する話の時にコーチングは有効に働きます。
コーチングは未来を生きる人のためのアプローチです。
- 自分のありたい姿
- もっとこうしていきたいという意欲
- どんな結果が自分に幸せをもたらすのか
以上を具体的に思い浮かべてもらい、前へと進んでもらうための関わりがコーチングです。
鑑定ではクライアントの未来の話をすることがほとんどです。
そもそも鑑定に来られている方は、幸せな未来を手に入れたいというの想いを持っています。
コーチング的アプローチ、つまり本音を掘り下げる質問を行い、自分が想像する未来をもっとありありと思い浮かべてもらう。
思い浮かべてもらった未来を実現するためのアドバイスを占いで行う。
これこそ占いでコーチングを使う際の理想系です。
コーチングは占いで生かされる
かつてコーチングを勉強してきた真中自身、占いでコーチングは生かされると常々感じています。
占いはアドバイスがメインですので、どうしてもクライアントの方は受け身になりがちです。
ですが、人生の決定権は常にクライアント自身にあります。
自分が納得する人生を送るには、自分の人生は自分で決めるという決意が必要です。
占いはあくまで人生の指南です。
方向性を指し示すのが本質です。
方向性は示せても前に進むかは、クライアントの方の人生を生きる意欲で決まります。
自分の人生を生きる意欲を引き出すのに、コーチングは素晴らしい手法です。
クライアントの方にもっと幸せな人生を送ってほしいという占い師は、一度、コーチングの本を手に取ってみるのはかなりオススメです。
ぜひ尊敬と祝福でもってクライアント方とか変わってみてください。
鑑定のクオリティがグッと上がるはずです。
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