ホロスコープで7ハウスに惑星がない時の読み方を解説します。
今回の記事、非常に重要です。
理由は7ハウスに惑星がないホロスコープの読み方で、その人の実力が測れるからです。
- 7ハウスに惑星がない時のホロスコープの読み方を知りたい
- 占星術を勉強中
- 占星術初級者なので中級者を目指したい
以上に当てはまる方は、ぜひ続きをご覧ください。
要注意! ホロスコープの7ハウスに惑星がない時の解釈
ホロスコープの7ハウスに惑星がない場合、以下のような解釈を目にします。
- 7ハウスに関することは人生の中で関心がない、もしくは影響が少ない
- 7ハウスのことで人生、大きな問題を抱え込まない
- 7ハウスのことで向き合うことが少ない
これらは本当でしょうか?
7ハウスとは対人関係一般を指します。
人が関わる悩みは大きく4つしかありません。
仕事・お金・健康・人間関係…。
人間関係で悩まない人、関心がない人、問題を抱え込まない人、向き合う必要が少ない人って本当にいるのでしょうか?
これまで多くの人を鑑定してきましたが、人間関係で悩まない人なんていません。
7ハウスに惑星がないからとって関心がない、影響が少ないというのは、常識的に考えてあり得ません。
ちなみに、7ハウスに惑星がない人の離婚相談を僕自身、これまで何人も鑑定してきました。
※7ハウスには結婚、離婚という意味があります。
結論、7ハウスに惑星がないからその分野の影響が少ないというのは、無人島に暮らさない限りあり得ないのです。
7ハウスに惑星がない場合の読み方は?
7ハウスに惑星がない場合は、ルーラー(主星)読みがオススメです。
検証した結果、ルーラーの影響の方が入っている惑星よりも強いからです。
カスプの星座に注目するのも良いですね。
また、以下の感受点の影響も強く出ます。
- ドラゴンヘッド
- ドラゴンテイル
- リリス
- POF(パート・オブ・フォーチュン)
- バーテックス
- キロン(カイロン)
どうしても7ハウスに惑星が入った時のホロスコープが読みたい時のやり方をお伝えします。
それは、ソーラーチャートやルナーチャートに切り替えて読む、です。
よくソーラーチャートやルナーチャートでは、正確な運命が読めないとおっしゃる方がいます。
気持ちはわかります。
アセンダントやミッドヘブン、各カスプの度数がわからないからです。
ですが、ちゃんと検証すればわかることですが、プラシーダスのホロスコープでは出てなくて、ソーラーチャートやルナーチャートで出ている運命というのがあります。
プラシーダスでしか正確な運命が読めない、というのはちゃんと疑った方が良いです。
ホロスコープ読みは常識や疑うも大切
今回、7ハウスにフィーチャーしてお伝えしてきました。
先にも記した通り、7ハウスは対人関係一般を意味し、人間関係で悩まない人なんてほとんどいません。
7ハウスに惑星がないから云々カンヌンは、常識的に考えて明らかに矛盾しています。
- 偉い先生がそう言ったから
- 本にそう書いてあったら
- みんながそうホロスコープを読んでいるから
以上のような理由で、7ハウスに惑星がない場合は人間関係で関心がない、といった解釈を思い込んでいるのではないでしょうか?
占星術は常に検証ありきの占いです。
常識と検証があれば、世間の7ハウスの解釈は相当無理がある、ということがわかるはずです。
残念なことに、今回ご紹介した内容というのは、あまり重要視されていません。
プロの占い師を目指す方は、ちゃんと検証してみてください。
世間で広まっている読み方は本当に正しいのか?
運命に迫ることができるのか?
プロの占い師は、常にクオリティの高い鑑定を提供する必要があります。
目の前にいるクライアントの方のために、自分ができることを日々積み重ねていく必要があるのです。
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