ホロスコープの相性を勉強している人はぜひ読んでいただきたい記事です。
相性が悪い結婚。
もしかするとこの記事を読まれている方の中には、身に覚えがあるかもしれません。
僕は離婚鑑定の際、以下に記す内容の確認を必ず行います。
相性が悪い結婚には必ず傾向があるからです。
今回の記事では、相性が悪い結婚についてプロの占星術師がホロスコープのどこに注目しているのか? について解説します。
ホロスコープの注目ポイント|相性が悪い結婚編
早速、ホログラムで相性が悪い結婚はどこに注目すべきなのか? について解説していきます。
以下、6つのポイントは非常に重要です。
この中でも特に⑤⑥はあまり出回らない情報なので、プロの占星術師になりたい方はぜひ知っておいた方が良いです。
運命の本質の話でもあるからです。
※ここから書く内容はすべてではありません。実際の鑑定ではもっと深いところを見ますが、初心者の方はこれぐらい知っておくとホロスコープの理解が進むはずです。
①性格が合わない
やはり一番最初に確認したいのが、性格の相性です。
離婚理由の第一位は「性格の不一致」です。
付き合った時は良かったんだけど、結婚した途端、相手の性格が変わった、もしくは相手の本当の性格がわかったというのはよくある話です。
ホロスコープで性格は太陽、月、アセンダントの星座から見ていくと良いですね。
個人的には水星も重要ポイントです。
精神、考え方を意味する水星の相性も重要確認ポイントです。
他にも精神、考え方を示すポイントがあります。
双方の性格の相性において、精神、考え方も結婚の相性において非常に重要なのです。
②体の相性が合わない
ホロスコープから体の相性を確認するのも、結婚の相性を見る上では欠かせません。
惑星で言えば金星、火星。
もちろん、この2つの惑星以外もセクシャリティは表現されます。
体の相性は特に日本人において非常に重要なポイントです。
理由はセックスレス夫婦がとても多いからです。
2016年のデータになるのですが、30代の夫婦の47%はセックスレスだそうです。
40代だと59%、50代だと71.3%がセックスレス夫婦とのことです。
実際の鑑定では非常にセンシティブな内容となりますが、個人的にはぜひ勇気を出して相談してほしい内容でもあります。
※もちろん守秘義務は厳守します。
③人生の目標の食い違い
ここから段々深い内容になってきます。
人生の目標は夫婦と言えど食い違いは必ず出てくるのですが、あまりにも自分のありたい姿と違った場合は相性が悪い結婚と見なせるケースがあります。
特に今の社会では女性が仕事で活躍するのが当たり前の時代です。
ホロスコープを見ていて明らかに社会で活躍する役割を担っている人が、相手の人生の目標が特に家系を大事にするといった場合、食い違いが出るのは自明なことですね。
社会と家というのは相反する性質があるからです。
「人生の目標の食い違い」は性格や体の相性よりも強烈に影響を及ぼすことが多いようです。
特に個人主義の現代において「人生の目標の食い違い」は、結婚相性おける重要確認ポイントなのです。
④出会った時期、結婚した時期が悪い
占星術はとにかくスタートを大事にする占術です。
実際の結婚や離婚鑑定で出会った時期、結婚した時期の吉凶の判断はかなり重要です。
もちろん、運が上がっている時の出会い、結婚が良いことは言うまでもありません。
しかし、実際の鑑定ではもっと深い部分にアプローチします。
具体的にはなぜ、その時期に相手と出会ったのか? 結婚したのか? そのタイミングにどんな意味があったのか? です。
これは後述する「離婚を経験するため」ともリンクする話なのですが、あえて火の中に飛び込むような結婚をする人もいるからです。
出会った時期、結婚した時期の星の状況からその人の深層心理にアプローチします。
⑤相手の性格が悪すぎる
相手の性格が悪すぎて合わない、というケースも離婚鑑定では非常に多いものです
相手がサイコパスに寄った性格の場合、そもそも付き合い続けるのは不可能です。
他の記事でも書いているのですが、相性鑑定で一番大切なのは双方のネータルチャートの読み込みです。
相手がどんな人間かを知らずして相性の真実はわからないのです。
相手の性格が悪すぎる場合、なぜその人と出会ったのか、結婚したのかが本当の鑑定ポイントになります。
その出会い、結婚にある意味を見出し、学びに変えて次の人生に生かすためです。
⑥深い話|離婚を経験するため
意外と重要なのが、離婚を経験するためにあえて相性が悪い結婚をしたケースです。
これこそ深い話になります。
相性が悪い結婚の行く末は別れなのはいうまでもありません。
相性が悪い結婚を経て、離婚をする。
なぜこのプロセスが必要だったのか?
これは運命の深い話であり、人生の根幹であるとともに、何よりその宿命が意味するものは何か? を見出すために非常に重要です。
相性が悪い結婚をしないと、愛が学べなかった。
苦しい経験をしないと人への感謝を抱けない人間のままでいた。
他にも理由が考えられますが、ホロスコープから伺える非常に大切な内容です。
やっぱり悪縁の確認も大切
最後に記しますが、やはり悪縁だから、というのも大きな理由です。
悪縁はリリス(ブラックホールのような吸着力)、ドラゴンテール(前世からの悪縁)が主なものですが、実際は他にも複数あります。
悪縁の結婚の離婚確率は実に75%を超えてきます。
悪縁の相性は不可抗力なので、よほど意識しないと無意識に悪縁の相手を選びがちです。
もちろん、悪縁との出会い悪縁との結婚が自分の人生に何を教えているのかをホロスコープから見出すのがテーマとなります。
私は離婚すべきか? 占いで確認したい7つのポイントをわかりやすく解説しました
最後に
今回はホロスコープから伺える相性が悪い結婚の傾向を見ていきました。
中には深層心理の深い話も書きました。
結婚は人生における一大イベントです。
もし相性が悪い結婚をしてしまった、という人はホロスコープから相性の吉凶だけでなく、出会いや結婚のタイミングから自分の心理状態を見てみてください。
だから今の人と結婚したのか? と腑に落ちることがあれば、その学びを大切にして次の人生に生かしてみてください。