僕の場合、離婚のご相談は鑑定依頼内容の第一位です。
離婚を考えている方は、とても辛い生活を日々送っていることかと思います。
既に心が離れた人と一緒にいるのは、苦しく、また惨めな気持ちになるもの。
占いで離婚すべきか? の判断はかなり明確に出ます。
今回、占う側、つまり占い師が何を基準にして離婚した方が良いと判断しているのか?
その判断基準をお伝えします。
離婚の7つの判断基準
占星術では、二人のホロスコープを重ねたシナストリー (二重円)で相性を見ます。
シナストリーで二人の相性を確認するのが王道の相性鑑定になります。
ですが、本当に運命を深く理解しようとするならば、その人自身とその人のパートナーの運命を見なければなりません。
具体的には、結婚の適性です。
相性、そして、離婚の判断基準は大きく7つあると思ってもらって構いません。
離婚の判断基準7つをしっかりと確認しなければ、離婚した方が良いかの判断ができないからです。
①悪縁(リリス、ドラゴンテール)かどうか?
まず、一番初めに注目したいのが悪縁かどうかの確認です。
占星術の超重要感受点であるリリス、ドラゴンテールが絡んだ相性になっていないか?
悪縁が絡んだ離婚率はかなりのものになります。
リリスは徹底的に好きになり、徹底的に嫌いになる感受点。
ドラゴンテールは前世の敵が今世でも敵になって現れたと解釈する感受点です。
悪縁は強力な磁石のように、相手と自分とを結びつけます。
結婚には悪い方に作用することがほとんどですので、リリス、ドラゴンテールが絡んだ相性は結婚に向いていません。
②そもそもの相性は? (精神と肉体の相性)
結婚や恋愛において、人と人との相性は「精神」「肉体」の相性があります。
精神とは本音や気分、ライフスタイル。
肉体とはスキンシップ、セクシャリティです。
精神、肉体の相性が良くないと、たとえ最初は仲良く暮らせていても、やがて関係性にヒビが入ります。
離婚の原因の第一位は「性格の不一致」と言われていますが、占星術でもその傾向は確実にあると断言できます。
性格(精神)が合う確率はそもそも50%を切っているからです。
性格(精神)の相性に加えて、肉体の相性まで加味した良縁の確率は75%を切っています。
③相手は運を落とす存在か?
仮に②の相性が良くても、相手が自分の運を下げている場合があります。
特に多いのが、仕事で活躍できる運命で相手が自分の仕事運を下げているパターンです。
ちゃんと断っておくと、100%相性が良いということは占星術の理論上、あり得ません。
けど、自分が生まれ持った才能を明らかに下げてくるパターンは、離婚鑑定のシナストリーでたくさん目撃できます。
もちろん相手が自分の運を上げるものも存在するのですが、それよりも運が下がる傾向が強い場合は離婚を提案することが多くなります。
④再婚の方が幸せになるか?
インド占星術の理論を使った場合、その人の再婚運を確認することができます。
初婚は失敗する確率が高くても、再婚運は吉と出ていることもあるのです。
辛い結婚生活に見切りをつけて、再婚へと進んだ方が良い人も確実に存在するのです。
離婚を考えている人ほど、再婚運は見た方が良いです。
再婚運が吉と出ているなら、勇気を持って離婚の決心ができます。
離婚の第一歩は意外と自分の再婚運があるかないかなのです。
⑤独身の方が幸せになるか?
結婚はもう懲り懲り。
そういう方もいらっしゃいます。
独身の方が幸せになるホロスコープの持ち主確実に存在します。
結婚しないと社会人失格、なんていう価値観は既に過去のものです。
独身のまま生きていくことも検討しても良いと思います。
⑥相手は子どもを幸せにする人か?
離婚鑑定をしていて、伝えにくいのが相手が子供に無関心、もしくは子育てに協力的でなかったり、子供の運を下げる場合があるということ。
これはなかなか難しい問題です。
離婚する当人の問題ではなくなるからです。
けど、実際の離婚鑑定で、離婚を考える原因になったのが
- 相手が子育てに協力的でない
- 子供に辛く当たっている
- 子供のことを嫌っている
というのが存在します。
相手が子供を幸せにするかどうかも、離婚鑑定の重要確認ポイントです。
⑦相手の人間性はどうか?
最後に、一番重要なことを書きます。
それは相手の人間性です。
- 性格が個性的すぎてついていけない
- 自分のことしか考えていない
- 人間関係構築が苦手
- サイコパス傾向がある
この人間性の問題は離婚においてかなりのウェイトを占めています。
長い時間一緒に暮らせば、人間性は隠し通せるものではありません。
これは性格の不一致では片付けられない大きな問題です。
まとめ
占いで確認したい離婚の7つのポイントについて解説しました。
ホロスコープは嘘をつかないので、ズバリと相手のことがわかったりします。
- もしかしたら悪縁(リリス、ドラゴンテール)の相性かもしれない。
- 相手の人間性は自分には受け入れられるものではないかもしれない。
- 相手は子供の幸せを考えられない人かもしれない。
確かに内容によっては辛い事実を受け止めなければならない人もいます。
けど、人生において離婚は大きな問題です。
苦しいかもしれませんが、ぜひ真剣に向き合い、大切な決断をされることをお勧めします。