ボイドタイムとは運命の凶を意味します。
四柱推命では空亡(くうぼう)と呼ばれたりもします。
月のボイドタイム。
月は生活一般を支配するので、月のボイドタイムは人生の凶の時間帯とされています。
ですが、月のボイドタイムの時こそ無意識の自分と繋がりやすくなるのでは? と最近気づきました。
今回は月のボイドタイムの活かし方を解説します。
月のボイドタイムの凶作用
先にもご説明した通り、月のボイドタイムは原則凶です。
魔の時間帯を意味するボイドタイム。
月のボイドタイムに始めたことは成就しにくいというのが、占星術の一般的な解釈ですし、僕自身、これを否定することはありません。
特に出逢いに関しては、月のボイドタイムを可能な限り避けておくと、ご縁がつながりやすくなります。
※初めてお会いするクライアントの方との鑑定は、可能な限り月のボイドタイムを避けています。
月のボイドタイムの過ごし方は、とにかく体を休めることをお勧めしています。
ミスが増える時間帯でもありますし、どうせならしっかりと休んで月のボイドタイムが終わったタイミングで一気に行動する方が効率が良いからです。
月のボイドタイムは頭が働かない
月は占星術において、「意識」を表現する重要惑星です。
もちろん、月のボイドタイムは「意識」の凶の時間帯とも言えます。
占星術師の中にはホラリー占星術(質問された時間、場所でホロスコープを作成し占う技法)を行う際、月のボイドタイムの時にはやらない人もいるぐらいです。
※個人的にはこの意見には反対ですが、気持ちはわかります。
静かな月のボイドタイムの時、無意識とつながりやすくなる
ただ、最近の実感として月のボイドタイムの時、自分の無意識とつながりやすくなるのでは? と感じるようになりました。
意識が働かない時、トランス状態に近くもなるということに気づいたからです。
「意識が働かない月のボイドタイムの時」、でかつ、「静かに過ごしている時」、無意識とつながりやすくなるのは僕だけでしょうか?
思いもしなかったアイディアが湧いてきたり、読んでいる本から今、直面している問題の解決に至るヒントをもらったり、自分の本当の気持ちに気付きやすくなる。
「静かに過ごしている時」というのが大切。
可能であれば、一人で過ごしていることが理想です。
頭が働かなくなるのが月のボイドタイムですが、頭が働かない、つまり意識が朦朧となりやすいからこそ、無意識の自分との距離が近くなります。
さらに言えば、頭が働きにくいというのは、リラックスにも近い状態のはずです。
普段、頭を使い過ぎる人こそ、自分の本当の気持ちに気付きやすくなるのもまた、月のボイドタイムの時間帯です。
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まとめ
最後に今回の記事の要旨をまとめます。
- 月のボイドタイムは確かに凶の時間帯である
- 一方、無意識にもつながりやすくなる時間帯でもある
- 月のボイドタイムの時は、静かに過ごして自分の本心と向き合うのには最適な時間帯
結構お勧めです。
ぜひお試しください。