リリスとIcが合の場合、どのような解釈ができるのでしょうか?
リリスは大変奥が深く、運命に強い影響を与える感受点です。
今回の記事で、特に占星術初心者向けに、リリスの理解を深掘りしていきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
リリスとIcの合の見方5選
リリスとIcの合について、以下5つの見方をご紹介します。
ここに書いてあるのはあくまでも一例です。
ですが、参考になる方も多いはずです。
①家に引っ張られる
まず漠然とした解釈ですが、この「家に引っ張られる」はかなり重要です。
リリスの本質は執着です。
自分が意識的もしくは無意識的に執着、つまり引っ張られるのがリリスが持つ力なのです。
では、具体的に家に引っ張られるとは何か?
例えば家を買う、というのがシンプルに挙げられます。
一見単純な見方のようで、意外と本質的な見方なのです。
また家の財産を引き継ぐという方もいます。
リリスとIcが合の場合、「家というものに深く関わる」は重要な解釈なのです。
②家を守る役目
「①家に引っ張られる」とも関連するのですが、自分でもわからないけど家を守らないといけない、というマインドに駆られることを意味します。
リリスは時に自分の果たすべき役割を担うことがあります。
しかもその果たすべき役割とは、取り憑かれたような形です。
先祖的なものの力が強く働いている、と思っていただいて大きく問題はありません。
特に、以下の子孫の方に見受けられます。
- 家系図が残っている由緒ある家系
- その土地で有力者だった家系
- その昔、先祖が近隣や身内とトラブルを引き起こしていた家系
もちろんリリスがIcと合だからといって必ずしも当てはまるわけではないのですが、頭の片隅に入れておいて損はない解釈です。
③父親もしくは母親への執着
Icは自分の父親、母親を意味するポイントになります。
リリスとIcが合の場合、父親、もしくは母親への執着は可能性として見逃したくない解釈です。
リリスの意味する執着は見方を変えると依存です。
依存は原則凶に傾きます。
ファザーコンプレックス、マザーコンプレックスの解釈も非常に重要なのです。
④家で霊障に遭いやすい
リリスとIcの合の見方で意外と知られていないのが、家での霊障です。
リリスは霊を表現する感受点でもあります。
リリスが入っているハウスはそもそも霊障に遭いやすい場所を意味します。
もしかして自分がそうかも? と感じた方は、基本中の基本ですが、家の掃除、特に不用品を徹底的に捨てると気分が楽になることがあります。
⑤晩年は想像できなかった人生に
Icは自分の晩年を示します。
リリスがIcと合の場合、晩年、想像もできなかった人生という解釈が可能です。
今、非常に健康な人が晩年、重い病に苛まれている。
その逆に重い病だったけど、晩年は割と健康でいられた。
そんな解釈がリリスとIcの合では言えてしまうケースがあります。
Icとは?
Icとは4ハウスのカスプのことです。
IcのスペルはImun Coeli(イームン・コエリ)となります。
Mcが天頂を意味するなら、Icは天底です。
※別名北中とも言ったりします。
先にも挙げた通り、以下の意味を持ち合わせます。
- 父親もしくは母親
- 家
- 家系
- 場合よっては先祖
- 墓
- 晩年
リリスとMcの衝(オポジション)にもなる
リリスとIcが合の場合、自動的にMcとは衝(オポジション)になります。
リリスとMcの合と衝とでは解釈が少し変わってくるのですが、リリス自体が凶の性質を帯びているため、以下の記事が参考になります。
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