今回は、ホロスコープの悪縁鑑定で絶対に欠かせないドラゴンテイルの紹介をします。
占星術の基本感受点であるドラゴンテイルは、その本質を知ると一気にホロスコープを読むスキルが上がります。
- ドラゴンテイルの本質が知りたい
- ホロスコープを読むスキルを上げてプロの占い師になりたい
- もっと占星術の知識を深めていきたい
以上に該当する方は、ぜひ続きをご覧ください。
ドラゴンテイルって何?
太陽の軌道である黄道と月の軌道である白道の交点で、月が下降するポイントがドラゴンテイルです。
※その逆に上昇するポイントがドラゴンヘッド。
ホロスコープにおけるドラゴンテイルの意味は、前世の嫌な記憶や敵対関係です。
実際の鑑定では、上記に加え、前世の時の才能を特定したり、相性鑑定に使用したりします。
ドラゴンテイルの解釈
ここからはドラゴンテイルの解釈について3つ解説します。
どれも本質的には深いものとなります。
ぜひじっくりとお読みください。
①実際の相性鑑定での解釈
ホロスコープの相性鑑定の際、ドラゴンテイルで相手が悪縁かどうかを判断します。
具体的には、太陽や月、アセンダントといったその人自身を表現する惑星、感受点と自分のドラゴンテールが関係を持った際、悪縁と特定します。
特にドラゴンテイルは悪縁鑑定の際、前世の時の敵が今世でも敵となって現れたという解釈を行います。
②あなたが苦手とする人は誰?
占星術の悪縁鑑定の際、ホロスコープにあるリリスとドラゴンテイルは絶対に見逃してはいけません。
The 悪縁を意味するのがドラゴンテイルです。
他にも、悪縁ではないけれど自分が苦手な人を特定できる、非常に応用範囲が広い超重要感受点です。
例えば、親や目上の人、学校の同級生全般、先生、お医者さんや医療関係者、といった自分の人生で苦手とする人の分野など。
そして、苦手とする人は仲違いをしたり、場合によっては自分の運を下げる人です。
※苦手な人をある程度特定できるからこそ、ちゃんと人を選ぶ、距離感を置いて接するといった対策も立ちます。
また、自分は悪縁の人を引き寄せる傾向が出ていないかを特定できることもあります。
③悪縁となりやすい人生分野の特定
ドラゴンテイルが入っているハウスは、その人が苦手としたり、悪縁となりやすい人たちを示したりもします。
例えば、ドラゴンテイルが8ハウスに入っていると、自分の先祖に関わる人や大金を持っている人が苦手だったり、悪縁だったりします。
また、長男、長女の人に嫌がらせを受けることもあったりもします。
※あくまでも解釈の一例です。プロの占い師は全体を見て、その方の運命を判断します。あしからず。
ドラゴンテールの相手は力を貸してくることも、、、
確かに敵を意味するのがドラゴンテールですが、実は、別の解釈もあります。
それは、「前世の借りを返すために相手は自分の前に現れた」です。
相手は無意識で前世の借りを返すので、自分の力になってくれることもあります。
敵なのか? 力は貸してくれる人なのか?
実際の相性鑑定ではこの見極めも重要になってきます。
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相手が本当に苦手なのであれば、ドラゴンテールの確認を
人生で人間関係の悩みは本当に深いものがあります。
その相手と一緒にいて、
・辛い
・苦しい
・その相手と出会ったことによりビジネスがうまくいかなった
・夫婦関係が冷え切ったり、喧嘩が絶えない
となったのであれば、一度、相手と自分とがドラゴンテールの相性でないかの確認をオススメします。