ネイタルチャートでリリスとディセンダントが合の見方をご紹介します。
占星術初心者の方ほど読んでいただきたい内容です。
ホロスコープ読みのスキルアップにぜひお役立てください。
※占星術は本来秘技ですので、書ける範囲で書いていきます。
ネイタルチャートでリリスとディセンダントが合の場合
さっそく、ネイタルチャートでリリスとディセンダントが合の見方を解説していきます。
あくまでも解釈の一例であることをお忘れなく。
ですが、以下3つの解釈を頭に入れておくと、ホロスコープ読みのスキルが上がるはずです。
①対人関係に執着
リリスとディセンダントが合の場合、まず一番に挙げられる解釈は対人関係の執着です。
特に「嫌われたくないために、ついつい人に合わせてしまう」という傾向が強く見受けられます。
また無意識的に人との距離感が近すぎるという人もいます。
パーソナルスペースが狭い人や、すぐに人と仲良くなってしまう人などが該当します。
無意識なので本人は気づいていませんが、これも一種の執着です。
距離感が近すぎて、周りに心配されるぐらいです。
②離婚する確率が上る
ネイタルチャートでリリスがどのハウスに影響を及ぼすか? は実践鑑定で避けては通れない重要ポイントです。
その中でもリリスとディセンダントが合の場合、離婚する確率が確実に上がるようです。
実際、僕は離婚鑑定が非常に多い占い師です。
リリスとディセンダントが合の場合、離婚を宿命づけられていると言わざるを得ない人生を送る人もいます。
また人と徹底的に仲良くなって、徹底的に嫌いになって離れていくケースも多々あります。
③強烈に人気が出る人もいる
リリスの意味の一つに、カリスマ性があります。
リリスがディセンダントと合の場合、人を惹きつける魅力が増す場合があります。
つまり強烈に人気が出るということです。
人気商売や、友人、知人が多い人にこのパターンが見受けられます。
ただし、注意も必要です。
具体的には、ストーカーに遭いやすいケースもあるということです。
対人関係にまず、リリスとディセンダントの合を疑うのは悪い判断ではありません。
ディセンダントとは
ディセンダントの解説を簡単に行います。
ディセンダントとはプラシーダスやレギオモンタナスのホロスコープで、西の地平線と星座が交わったポイントのことです。
主に、対人関係全般、パートナー、公の敵、共同などを意味します。
7ハウスのカスプ(境界線)でもあります。
リリスとカスプとのアスペクト
少しだけ応用編を語ります。
占星術でよく用いられているアスペクトですが、惑星と惑星の角度だけを見るわけではありません。
複雑なホロスコープ読みになりますが、各カスプとのアスペクトも実践鑑定では確認する必要があります。
今回解説したディセンダントは、7ハウスのカスプでです。
つまりリリスとディセンダントの合はカスプとのアスペクトを見ているのです。
実践鑑定では、リリスとディセンダントの合だけでなく、スクエアや衝(オポジション)もしっかりと確認するべきなのです。
もちろん、リリスとディセンダントの衝(オポジション) はリリスとアセンダントの合になります。
ということは、リリスがディセンダントと合の場合、自動的にリリスがアセンダントと衝(オポジション)になります。
リリスとアセンダントの合の見方はこちらの記事をご覧ください。
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