理想の経営者像……。
現在、経営者の方も、今後、経営者を目指す人も、自分の理想の経営者像というのがあるかと思います。
有名経営者、松下幸之助氏や孫正義氏に憧れている人、自分の親のような経営者になりたい人。
もちろん、反面教師的にあんな経営者にはなりたくない! というのもあるかもしれません。
経営者に限らず誰にでも自分にあったリーダーシップの発揮の仕方があります。
今回は運命学の視点で経営者にはどんなタイプがあるのか? を紹介します。
※読み終わる頃には、意外な経営者像が発見できていると思います。
一般論としての経営者3つのタイプ
経営者像ってある意味、万国共通かもしれません。
ここに記す3つのタイプのいずれかが理想の経営者像、もしくは現実に存在する経営者のタイプだからです。
ここでは一般論としていますが、その実、運命学(占星術)が教えるリーダー像でもあります。
中小企業の経営者タイプ
とにかく組織をガンガンと引っ張って、自らが売上の根源となる経営者タイプです。
猪突猛進。
チャンスがあればリスクを顧みず、果敢に挑んでいきます。
このタイプの経営者でビジネスの嗅覚が優れている人が多いのも事実です。
また、即断即決を重んじるタイプとも言えます。
スピードを重視し、むしろスピード感がないと仕事をしている気がしない。
波に乗るとどんどんと売上を作っていきます。
タレント経営者タイプ
華やいだ印象で、人が集まる場所で目立つ経営者。
ファッションに気を使い、見た目が大切であることを意識している。
あえて自らが広告塔になることを選んでいる。
※イメージでいうとアパホテルの元谷芙美子氏。ただし、元谷氏の本質は後述する大企業タイプも持ち合わせた経営者とお見受けします。
中身は良い意味で王様。
自分が常に中心にいる。
おだてに弱く、けど、寂しがり屋。
経営者でありながら、組織の中で最高のフロントマンです。
大企業経営者タイプ
The 社長のイメージのある大企業経営者タイプ。
たくさんの部下を率いて、多くの仕事は部下に任せ報告を待つ。
一見物静か、けど目の奥には鋭い光が宿っており時に厳しい判断も厭わない。
部下のために厳しい叱責を行う。
昭和の頑固親父的とも言える。
良い意味で性欲が強い。
責任感が強く、その昔、苦労した人が多いのが特徴です。
隠れた経営者のタイプ
上記3つのタイプ「中小企業の経営者」、「タレント経営者」、「大企業経営者」は誰もが思い描きやすい経営者像だと思います。
ここまで読まれた方は、
自分には「中小企業の経営者」タイプが当てはっている、「大企業経営者」タイプが理想だ、といったことを思われたかもしれません。
ただ、経営者の資質はそれだけではありません。
特に明らかに時代が変わりつつある今、かつての経営者像が残る一方、自分の資質を生かした経営者になった方が生きやすくなる時代です。
自分の経営者像が上記3つに当てはまっている人もいれば、そうでない人もいます。
以下、あまり公になっていない、隠れた経営者のタイプです。
自分に当てはまっているか、ぜひご確認ください。
アジテーション型経営者タイプ
アジテーション、つまり人を煽って扇動し、組織を動かすタイプです。
※ふたご座、いて座の気質が強いです。
煽る、扇動すると書けばイメージが悪いですが、うまく活用すれば多くの人を惹きつけることができます。
言葉は伝わらないと意味がないと思う人、言葉に力が宿りやすい人がアジテーション型経営者タイプです。
経営者に加えて、昨今ではオンラインコミュニティでその才能が生かされやすくなります。
母性全開の面倒見が良い経営者タイプ
母性本能が強い。
一見、経営者とは父性、つまり頑固親父のようなイメージを持つ人もいると思います。
しかも、経営者は厳しくないといけないと思っている方も多いのではないでしょうか?
もちろん、この母性全開の面倒見が良いタイプも仕事のことになると非常に厳しいです。
ですが、そこに深い母親のような愛が込められた厳しさなのです。
母性が強い経営者タイプの人は、時代に合っています。
理由は、今、母親の愛を知らずして育ってきた人が多いからです。
母性が強いことは、むしろ経営にプラスの追い風を吹かせてくれます。
オススメの記事②:【レポート】部下の退職が続いている経営者の傾向
裁判官的経営者タイプ
ある意味、こちらが非常に厳しい経営者タイプと言えます。
一見、人当たりが良さそうで、けど、裁判官のように意見を聞いて、ジャッジを行う経営者です。
矛盾点があればまずその話は信用しません。
大企業というより小規模でかつ、高いスキルを求められる職種の経営者です。
少数精鋭のプロ集団、さらにそのリーダーに比較的みられます。
厳しいジャッジをするからこそ、会社は成長させることができる。
ミスが許されない、プロの世界に生きる経営者タイプです。
インスピレーション型経営者タイプ
一見、風格のある見た目。
けど、お話ししてみると愛嬌がありながらじっと自分の心に問いかけを行い答えを出す。
天然だけど、実はその目は深い海の底を見つめているような目をしていて、選択のはずれがない。
自分のインスピレーションを信じて経営を行うタイプの経営者です。
もちろん経営は現実の世界で行うものなので、常識的な判断も必要です。
一方、ビジネスパートナー選び、商材選び、店舗選び、内装選びなどはインスピレーション全開で意思決定を行います。
ある意味最強とも言える経営者が「インスピレーション型経営者タイプ」なのです。
最後に、、、
今回の記事は経営者に特化した書き方をしていますが、内容自体は「リーダーシップ」を扱ったものです。
リーダーの資質って実は誰にでもあります。
ただ、リーダーの資質の理解は、ある意味ステレオタイプ的です。
中小企業(ガンガン引っ張る)、タレント(人気者)、大企業(厳格な父親タイプ)、、、。
これらの経営者像があまりにも一般的です。
ですが、実際のリーダーシップの発揮の仕方は人それぞれです。
自分の資質にあったリーダーシップの発揮の仕方は誰にでもあります。
今、経営者の方は自分のリーダーシップのあり方を見直しても良いかもしれません。
これから経営者になりたい方は、自分に合った経営者タイプをぜひ見つけてみてくださいね。