僕は去年(2021年)、約30名の経営者の相談に乗ってきました。
経営者の仕事は人から理解されづらいもの。
故に、非常に孤独な思いをしている経営者の方がたくさんいました。
経営者の悩みに寄り添いながら、一緒に解決策を考えたり、占星術(運命学)の観点からアドバイスをしてきました。
経営者の方は以下のお悩みを持っている傾向があります。
- 苦しい経営状況を脱したい。
- 不倫関係を清算したい。
- もっと家族に寄り添いたい。
- 自分は本当に経営者の才があるのだろうか?
- 新規事業のアドバイスが欲しい。
ここでは、「自分は本当に経営者の才があるのだろうか?」、そして、経営者に必要な5つのスキルについて解説してきます。
経営者の才とは?
経営者になること自体、実はそんなに難しい話ではない、というのはどの経営者の方も理解されていると思います。
登記して会社を設立したら、その人は経営者です。
本当に困難なのは、経営者として「あり続ける」ことです。
多くの経営者は従業員を抱えています。
また、人によっては多数の取引先があります。
時代の変化もあり、これまでのサービスが通用しなくなると、新しい一手を考える必要があります。
お客様とのトラブルもあります。
これだけ不安定な時代なので、常に変化と進化をしなければ生き残れない。
そこで問われるのが「経営者としての才」です。
経営者の才とは何か? と問われると、経営者によってきっとそれぞれの答えがあることだと思います。
ただ、ここでは「決断力」と定義します。
経営者の仕事は決断のはずです。
会社の利益を上げ、より良い経営状態に向上させるための意思決定です。
ただ、その決断までのプロセスで絶対なくてはならない、さらに深掘りした「経営者に必要な5つのスキル」があります。
>>オススメの記事:【ホロスコープ】不倫に悩む経営者ほど知っておきたい相性リリスの闇
経営者に必要な5つのスキルは?
これまで出会ってきた経営者の中で、優秀な方は以下に記す5つのスキルがとても高いのです。
これは別の言い方をすると「経営者としての嗅覚」とも言えます。
①リスクを見抜く
占星術鑑定で運が良い経営者の鑑定は、ほぼ答え合わせになる傾向があります。
具体的には、自分がこれまでにやってきて成功したやり方が、その人のホロスコープに如実に表現されています。
むしろ、自分のこのやり方が正しいのか、それがホロスコープに表現されているのか? を確認されるために鑑定を受けられている方もいるぐらいです。
その運が良い経営者は、リスクを見抜くのが本当にうまい。
「今、新規事業を起こすタイミングではないと感じています」
「この取引先の責任者は危険な感じがします」
「新しい事業は○○君(部下)に任せたくはないのです」
そして、本当にその通りにホロスコープに出ています。
自分の運が下がったタイミングでは大きなビジネスをやらないですし、取引先が悪縁であることがなんとなくでもわかっているし、リスクが取れない社員には大きな仕事を任せることはしません。
②人を見抜く
優秀な経営者は本当に人を見抜くのがうまいです。
先にも書いた通り、自分との相性や、その人が本当に信頼できるか? をちゃんとみています。
これは生まれ持った才能の方もいますが、多くは数多くの経験、何より失敗を糧としてきた結果です。
経営者になりたての頃は、人を見抜くスキルがなかったため、取引先と関係が悪化したり、場合によっては会社で犯罪を犯す社員を採用してしまった人もいます。
ですが、そういった失敗から学び、次はどういう人が良いのかを経験的に学ばれています。
③自分の器を知る
優秀な経営者は自分を過大評価などしません。
むしろ自分の経営者としての器の小ささを嘆いている人の方が多いのです。
もっと器が大きければ、もっと大きなビジネスができていたに違いない。
もっと大きな組織を率いていたに違いない。
そんな後悔がある経営者の方こそ、優秀な経営者です。
自分の器を知るから、その器に合ったビジネスを展開し、成功を収めている。
運命学の観点だと、器は正直な話、大きくはなりません。
自分の器は生まれた時から決まっているからです。
だからこそ、人との良好関係を築き、人から力を借りることで成功を収めるのです。
④人に任せる
忙しい経営者は優秀な経営者ではない。
上の言葉を読んで、もしかしたらムッとした経営者の方もいらっしゃるかもしれません。
けど、それは人に任せられない自分の心の表れのはずです。
自分ができる仕事を人に任せる。
その人を信頼し、報告のみを待つ。
この姿勢がある経営者は本当に優秀です。
この人に任せるというのは、実のところ、謙虚さと勇気がなければできないこと。
いかに自分の仕事を人に任せられるか?
経営者の資質が問われる部分です。
>>オススメの記事②:社長(経営者)が占いに頼っていい5つのタイミングは?
⑤天に任せる
やれることはやった。
だから、後は天に任せよう。
優秀な経営者は運命を受け入れる度量があります。
うまくいけば天のおかげ。
自分は天に生かされている。
自分の経営者としてのポジションは天からの授かりもの。
だったら、その使命を果たそう。
勇気を持って、困難に立ち向かおう。
ここに経営者としての本当の謙虚さと実力があります。
>>オススメの記事③:経営者が知っておきたいカリスマ性の光と闇とリリス
最後に、、、
今回、経営者に必要な5つのスキルについて解説してきました。
お読みになった方の中には、人に任せることはできているけど、天に任せることはできてないな、自分の器って多分まだわかっていないな、といった感想をお持ちになったかもしれません。
これからの時代、もっと混迷を深めていきますし、だからこそ経営者の方には迷いがさらに生じるはずです。
ですが、この5つのスキルがあれば、今よりも楽に生きることができ、生き生きと働けると僕は心から思っています。
ぜひ参考にしてみてください。