僕自身、占星術講座で生徒さんにホロスコープの読み方を教えています。
占星術は本当に奥が深く、理論がたくさんあるのと同時に、時にインスピレーションでホロスコープを読まないといけません。
もちろん、たくさんのホロスコープと日々向き合っていけば、自ずとホロスコープ読みは成長していきます。
今回、以下に記すホロスコープ読み3大NGはぜひ注目してみてください。
知っておけば、ホロスコープ読みの精度がぐっと上がる内容です。
①惑星が入っていないハウス(宮)を見ない、軽んじる
たまに見かけるのが、惑星や感受点が入っていないハウス(宮)を軽んじたり、惑星や感受点が入っていないのでハウス(宮)が示す人生分野は人生の影響が少ないという解釈です。
これはハッキリ言って間違いです。
そうであれば、離婚問題に必死で取り組んでいる人の7ハウス(宮)に惑星や感受点が入っていないホロスコープはどう説明するのでしょうか?
どのハウス(宮)であっても人生に大きな影響を及ぼします。
それは常々、ホロスコープに向き合っていれば自明のことです。
僕自身、古典派の占星術師でありハウス(宮)を主体にホロスコープを読んでいるのですが、ハウス(宮)を主体にした方が運命は確実に読めます。
ハウス(宮)に惑星が入っていないからといって、そのハウス(宮)見なかったり、軽んじてはいけないのです。
②アスペクトでしか読んでいない
かなり多いのがアスペクトでしか運命を読んでいない人です。
アスペクトとは一般的には惑星と惑星の角度のことです。
太陽と火星が90度の角度(スクエア)であれば怒りっぽい、月と木星が120度の角度(トライン)であれば人気者といったもの。
※これはあくまでも解釈の一例です。
占星術は惑星だけで運命を読むものではありません。
星座もあれば宮(ハウス)もあります。
恒星もあればハーフサムもあり、度数域もあればアラビックパートもある。
数限りない理論があり、その中でどの理論を選択し、どんな解釈を行うのかをライブで行うのが占星術鑑定でもあったりします。
ちゃんと勉強した占星術師はアスペクトだけでホロスコープを読むなんてことはやりません。
アスペクトだけだと読みない運命が多すぎる事を知っているからです。
③自分のホロスコープでしか検証しない
新しい理論を学んだ際、どのホロスコープで検証するかによってその人のスキルが決まります。
なぜ自分のホロスコープで検証するのがよくないのか?
理由は良いところしか見ないからです。
水は低きに流れるもの。
自分のホロスコープを自分で読む時、どうしても読みが甘くなってしまうのです。
しかも、ホロスコープの読みが甘くなるだけでなく、場合によっては自分のホロスコープの悪いところを見なくなります。
ホロスコープ読みはシビアに読んだ方が確実にスキルが上がります。
理論の検証はとにかく自分以外の人のホロスコープで検証してください。
そして、可能な限りシビアにホロスコープと向き合ってみてください。
>>オススメの記事②:【女性必見!】リリスが強すぎる男性の3つのリスク【ホロスコープ】
>>オススメの記事③:【ホロスコープ】ノーアスペクトは大変危険【←本当】
最後に、、、
先ほどとは矛盾しますが、シビアになりつつも占星術を楽しむ心が一番大切です。
占星術には数多ある理論が存在し、それだけでお腹いっぱいになります。
ですが、逆を言えばそれだけ可能性があるということでもあります。
自分の好きな理論、苦手な理論が存在するのは仕方のないことです。
ですが、あるタイミングでふと苦手だった理論を使ってみるとスルスルとホロスコープが読めるようになるなんてことも十分あります。
今はその理論が苦手だったり、使わないことがあったとしてもタイミング、タイミングでぜひチャレンジして、何より楽しんで使ってみてください。
占星術は謙虚に楽しんで学ぶ人が大好きです。
謙虚に楽しんで学ぶ人ほど運命に近づける人なのです。