ホロスコープを勉強している方へ。
簡単な一年の運勢の見方をご紹介します。
基本中の基本の見方です。
だけどプロこそ基本を疎かにしないものです。
- 一年の運勢の見方を知りたい
- ホロスコープ読み初心者で占星術の勉強をがんばりたい
- プロの占い師がホロスコープのどこに注目しているのかを知りたい
以上に該当する方はぜひ続きをご覧ください。
簡単な一年の運勢の見方は？
まず結論から書くと、ホロスコープにおける簡単な一年の運勢の見方はトランジットの木星、土星に注目するということです。
具体的にはトランジットの木星、土星が何ハウスに入っているかに注目してください。
トランジットの木星、土星は年間の運を決定づける重要な惑星です。
例えば、トランジットの木星が10ハウスに入っていれば仕事で活躍できる。
トランジットの土星が7ハウスに入っていれば、人との別れだったり、先生となる人と出会う、だったりです。
各ハウスの意味に加えて、木星の意味である「拡大」、土星の意味である「制限」を組み合わせて読めば、その人の簡単な一年の運勢が見えてきます。
こんなにシンプルでいいのですか？ と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
また、プロがそんなシンプルな読み方をするのですか？ と疑問に思った方もいると思います。
ですが、プロほど基本を疎かにしないものです。
もちろん、トランジットの木星、土星がどのハウスに入っているのか、意外にも他の理論と組み合わせたりしてもっと複雑にホロスコープを読むということはやっています。
しかし、トランジットの木星、土星で一年の運をシンプルに読むというのは、なかなか侮れません。
ズバッとその人の一年の運勢を具体的に表現していることがたくさんあります。
占星術初心者の方ほど、このシンプルな読み方を徹底してみてください。
もう少し詳しく読むには？
トランジットの木星、土星に注目した後はぜひ、トランジットのリリスとドラゴンヘッドに注目してみてください。
リリスは一旦は劇的な変化、ドラゴンヘッドはどんな人と縁ができるのか？ ドラゴンテイルはどんな人と悪縁としてつながりやすいのか？ を見ていきましょう。
例えば、トランジットのリリスが11ハウスであればこれまで出会ったことがない友だちと交流を深めると読んでも良いですし、別れが訪れるかもしれない。
トランジットのドラゴンヘッドが3ハウスにある場合は、一緒に勉強する仲間と良縁になりやすいと読めます。
トランジットのドラゴンヘッドが3ハウスにあるということは、ドラゴンテイルは自動的に9ハウスにあります。
9ハウスは先生という意味がありますので、先生との出会いには注意が必要と言えます。
もちろんここまで書いた解釈はすべて一例に過ぎません。
ですが、こんな読み方できないかな、あんな解釈ができないかなと考えながら読むことは非常に勉強になります。
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さらに詳しく読むには
トランジットの木星、土星、リリス、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルと読んでいった場合、金星や火星に注目してみましょう。
金星も良縁を示したり、シンプルに金運のありかを示します。
火星はトラブルに遭いやすい人生分野や、情熱を傾けるものを教えてくれる惑星です。
トランジットの金星が2ハウスにある場合、金運に磨きがかかっていると言えるでしょう。
トランジットの火星が12ハウスにある場合は、病気に注意です。
動きが遅い惑星は一旦忘れよう
動きが遅い惑星である天王星、海王星、冥王星には注意が必要です。
今回のトランジットの惑星で一年の運気を読む場合、天王星、海王星、冥王星は一旦無視しても大丈夫です。
理由はこの3つの惑星は、何年間もそのハウスに居続けるから。
だから5ハウスに冥王星があるからといって、恋愛において異性と刺激的な出会いがあると読めなくはないです。
しかし、冥王星は約20年間同じ星座に居続けるので、5ハウスには何年にもわたって存在し続けることになります。
そんなに刺激的な恋愛が続きますか？ と言われたらNoのはず。
占星術、ホロスコープ読にはある程度、常識も必要です。
もちろんトランジットの天王星、海王星、冥王星の読むコツは別に存在します。
ですが、まずはトランジットの木星、土星、リリス、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイル、金星、火星あたりに注目するだけでもだいぶと情報量があります。
まずはホロスコープにある、これらトランジットの惑星、感受点を大切に読んでみてください。
