- 生まれた時間がわからない時のホロスコープの読み方を知りたい方
- 生まれた時間がわからないと、ホロスコープって正確に読めないんじゃないのと思っている方
- プロは生まれた時間がわからない場合、どう読んでいるのか? を知りたい方
以上に当てはまる方はぜひ本記事をご覧ください。
占星術の実践鑑定を多数行なっている占い師が、生まれた時間がわからない時の読み方をお伝えします。
ホロスコープ読みがさらに面白く、楽しくなると思います。
さらに、お客様が目の前にいる実践鑑定のマインドをお伝えします。
プロの占い師を目指している方は、絶対読んだ方が良い記事です。
生まれた時間がわからない時の読み方
まず結論から書くと、ホロスコープ読みで生まれた時間がわからない場合は、以下を用います。
- ソーラーチャート
- ルナーチャート
- 概算日の出図チャート
ソーラーチャート
生まれた時間がわからない場合のホロスコープ読みで、基本中の基本がソーラーチャートで読むことです。
ソーラーチャートとはお昼の12時の時間で作成し、太陽星座を1ハウスにおいて作成したホロスコープのことです。
王道中の王道です。
実践鑑定で生まれた時間がわからない人を占うことはざらにあります。
むしろソーラーチャートで読む練習を積み上げた方が、ホロスコープ読みのスキルは上がります。
ルナーチャート
ルナーチャートとはソーラーチャートと同様にお昼の12時で作成し、月星座を1ハウスにおいて作成したホロスコープのことです。
女性の運命はルナーチャートの方が読めるとして、多用している占星術師もいるぐらいです。
気をつけなければならないのは、月は動きが早く、本当はどの星座に属しているのかわからない場合があるということです。
※各星座の最初もしくは最後の方に月がある場合は、後の星座、前の星座に月がある可能性があります。
その場合は無難にソーラーチャートで読んだ方が失敗が少なくなります。
概算日の出図チャート
生まれた時間がわからないホロスコープを読む場合、僕は概算日の出図チャートも活用します。
概算日の出図チャートとはソーラーチャートの太陽の度数と星座を1ハウスのカスプにおいて、2ハウス目以降は太陽の度数でイコールハウスを作成したものです。
実は概算日の出図チャートはかなり当たるチャートです。
ぜひ研究してみてください。
もちろん相性、その他にも使えます。
生まれた時間と場所がわからなければ正確に占えないって本当?
その人の生まれた時間と場所がわからなければ、ホロスコープで正確な運命が読めないといったことを耳にします。
その気持ちはわかります。
なぜなら生まれた時間と加えて、場所がわからなければ以下が割り出せないからです。
- アセンダント
- ミッドヘブン
- カスプの度数
ですが、占星術で実践鑑定を行っている僕からすると、生まれた時間と場所がわからなければ正確に占えないというのははっきり言って嘘です。
プラシーダスのホロスコープはソーラーチャートやルナーチャートよりも情報量が多いし、特にアセンダントはその人自身を示す重要感受点です。
だからプラシーダスで占いたい思うのも人情だというのは理解しています。
ただ、ホロスコープをちゃんと研究していると
- プラシーダスでは出てなくてソーラーチャートだと出ている運命
- プラシーダスよりも正確に運命を表現しているルナーチャート
- プラシーダスでは絶対にわからなかった運命を表現している概算日の出図チャート
以上のことなんていうのは当たり前のように遭遇します。
もっと言えば、実践鑑定の際、クライアントの方やお相手の方の生まれた時間と場所がわからないなんて日常茶飯事です。
プロは与えられた情報で読んで、ちゃんと満足のいく鑑定を提供する必要があります。
生まれた時間と場所がわからないから正確には占えません、なんていう理屈はクライアントさんには通用しないのです。
与えられた情報で全力で読む。
そのためには常日頃からソーラーチャートやルナーチャート、概算日の出図チャートで研究する必要があります。
むしろ、生まれた時間と場所がわからないというのは占星術師のスキルを上げるチャンスでもあるのです。
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