離婚専門鑑定を受けていただく方の目的の一つに「円満離婚」があります。
誰だって人との諍いや争いごとは避けたいものです。
それが離婚になると尚更のはずです。
今回の記事では、円満離婚3つの秘訣と題して、実際の離婚鑑定的に、また運命学的なアドバイスをします。
離婚を考えている方だけでなく、人との別れを考えている方にもぜひ読んでいただきたい内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
占い視点|円満離婚の3つの秘訣
さっそく円満離婚3つの秘訣をお伝えしていきます。
いわずもがな離婚は原則、双方に負の感情を抱かせるものです。
もちろんご自身の不倫が離婚原因だったりする場合、円満のハードルは高くなります。
ですが、最後に良い気持ちで終わるということを目指してみてください。
最後は実は最初のスタートに変わるので。
詳しくは後半に書きます。
①相手に対する感謝の気持ち
円満離婚で一番大切なのは感謝です。
離婚する場合、多くはいがみ合うことがほとんどのはずです。
ですが、最低でも一つぐらいは相手に感謝できることが見つかるのではないでしょうか?
- 今まで生活費を出してくれた
- 結婚式は自分の理想を実現してくれた
- 自分の両親と仲良くするよう努力してくれた
などです。
離婚の時ほど感謝の気持ちが求められます。
特に多くは自分に非がない離婚の場合ほど、感謝しづらいものだと思いますし、それが人間です。
むしろ相手を憎く思う気持ちは当然のことです。
ですが、感謝の気持ちを持つのは、自分のためにやるのです。
感謝で自分を良い気、エネルギーで満たしてあげてください。
多くは巡り巡って相手に伝わることも多いからです。
占星術で言えば、相手に対する感謝の気持ちは、離婚相手を示す7ハウスに好影響を与えます。
それが対応する1ハウス、自分自身に返ってくるのです。
②自分の感情に正直になる
一方、感謝の気持ちと同じぐらい大切なのは自分の感情です。
矛盾するように聞こえるかもしれませんが、自分の負の感情も実は大切なのです。
憎いと思う気持ち、不甲斐なさや情けない気持ち。
離婚にはいろんな感情が渦巻きます。
その正直な気持ちを無視すると、心の中に負の感情が溜まっていきます。
負の感情は無視できません。
むしろ積極的に認め、さらにそんな感情を抱く自分を許してあげてください。
人は決して完璧ではありません。
不完全な自分を愛し、許すことが新しい人生を迎えるためには必ず必要です。
どうしようもない負の感情を癒す方法は①なのです
離婚相手に感謝できなければ、自分の幸せを願っている人に感謝するのです。
もし、そういう人が一人も見当たらないと思えた場合、この人たちがいます。
ご先祖様です。
ご先祖様は必ずあなたのことを見守ってくれています。
目に見えなくても、感じられなくても、ご先祖様に今の自分の正直な気持ちを心の中で唱えてみてください。
ご先祖様は必ず受け止めてくれます。
お仏壇でも良いです、自分の居心地が良い場所でも構いません。
ご先祖様に伝えてみてください。今の気持ち、感情を。
辛い、苦しい、やるせない、情けない、不甲斐ない、逃げ出したい気持ちを。
少しでも吐き出してすっきりした顔をご先祖様は見たいのですから。
③最後に一つだけ良い思い出を残す
円満離婚を目指す場合、最後に一つだけ良い思い出を残してみてください。
- 最後の食事はお互いの好きなメニューにする
- 二人の仲が良かった写真を見てみる
- 感謝の気持ちを伝える手紙を書く←出さなくても良い
特に3つめの手紙を書くはかなり重要です。
書きながら涙が出たり、感謝の気持ちではなく負の感情を記したり、時には相手への憎しみを書いてしまうこともあるでしょう。
それで良いのです。
先にも書いた通り、ご先祖様が受け止めてくれますよ。
占星術的に言えば、意外かもしれませんが、記憶は1ハウス、つまり自分自身でもあります。
良い記憶を残す癖をつけるのは、実は離婚に限らずあらゆる出来事において幸運をもたらすのです。
>>もう限界、、、離婚を決断すべき人がチェックするべき5つのポイント。
最後に|円満離婚の本質
最後に円満離婚の本質を書きます。
一般的に円満離婚は相手と良い感じで別れることを意味するはずです。
ですが、占い(運命学)的には少し違います。
自分が離婚に納得する、もしくは離婚にあたり向き合った弱い自分を許したり、認めたりするのも円満離婚なのです。
つまり、離婚する自分自身と円満な関係にするのです。
自分を嫌ってはいけません。
自分を愛するための円満離婚です。
円満離婚に向けて、やれることをやっていきましょう。
悔いを残さないために。