先日、相性バッチリ、100点の相性は存在しますか? と質問されることがありました。
誰だって嫌な人とは繋がりたくないですし、恋愛も結婚も相性が良い人と一緒に居たいですよね?
人間誰しも生きていれば人間関係に苦労した経験があると思います。
- 友人とトラブルを起こして喧嘩別れした
- パートナーとコミュニケーションがうまくいかない
- 職場の人間関係がギクシャクしている
- 両親もそうだし、親戚ともうまくいっていない
など。
僕自身、相性・悪縁占いの専門家として活動していますし、やはり多いのは離婚、ビジネス、家族の人間関係のご質問です。
皆さん、相性の改善を目指しておられます。
今回、相性100点はあり得るのか? 、そして、相性の本質を受けれると運が上がることをお伝えしていきます。
結論:相性100点はあり得ません
まず結論から書くと、相性100点はあり得ません。
そもそも相性100点を目指すこと自体に無理があります。
その理由3つを解説します。
誰だって凶星(土星、火星)を持っている
占星術的に言えば、誰のホロスコープにも土星、火星が必ずあります。
土星、火星は凶星、つまり悪い働きをする惑星です。
そして、相性を見るときは自分のホロスコープに相手のホロスコープを重ねて占います。
ということは、、、相手の土星、火星は必ず自分のホロスコープに入ってきます。
相手の土星、火星が自分の太陽や月を傷つけることもあります。
さらに、自分のホロスコープのハウスには必ず相手の土星、火星が影響します。
例えば、自分の6ハウスに相手の土星が入ると病気になりやすくなる、仕事でトラブルがお起こりやすいという解釈になりますし、自分の3ハウスに相手の火星が入るとイライラしやすくなるという解釈になります。
故に、必ず相手の凶星(土星、火星)が影響するので、相性100点はあり得ないのです。
※もちろん、自分の凶星(土星、火星)も相手のホロスコープに影響を与えます。
人生の方向性(使命)は誰しも違う
凶星(土星、火星)の影響以外にも、互いの人生の方向性(使命)が違うから相性100点はあり得ないと言えます。
使命、つまり、自分の生きる道、必ず進む道のことですが、互いの使命が一致することもなかなかありません。
特に今、自分の生き方を自分で選ぶ時代です。
方向性の違いで別れるパートナーは多数います。
使命の違いは現代において、相性に大きな影響を及ぼすのです。
悪縁は強く働きやすい
相性は大きく4つのポイントを見ていきます。
- 本質、本性の相性
- ライフスタイルの相性
- スキンシップ、愛情の相性
- セクシャリティの相性
この4つの相性が仮に良くても、悪縁関係の可能性もあります。
悪縁とは占星術的に言えば、リリス、ドラゴンテールといった感受点が深く関わっていることを指します。
たとえ上記4つの相性が良くても、悪縁関係にあった場合、依存的な関係になったり、最初は仲が良かったけど後々顔を見るのが嫌な関係になったりします。
相性において悪縁の影響は計り知れません。
相性100点はあり得ないを受け入れると運が上がる
そう、相性100点は絶対にあり得ません。
特に相性100点なんて求めると人生辛いだけです。
相性100点を求めない方が運が上がります。
その理由を以下に記します。
あきらめがつく
人間関係や相性において、「あきらめる」ことは非常に大事です。
執着こそ苦しみの根源だからです。
相性100点。
100点という表現こそ、その奥には相性や人間関係で失敗したくないという「執着」があります。
相性に100点はあり得ないし、100点を求めること自体無理があるし、100点を求めると苦しくなる。
※相性90点、80点も依存の匂いが僕にはします。
そう思えたとき、人間関係や相性の依存から解放されます。
あきらめがつく、とは「明らめがつく」です。
心が明るくなるのが「あきらめがつく」なのです。
心が明るくなることこそ、運気アップの本質です。
心が軽くなる
あきらめがついた人がどうなるでしょうか?
心が軽くなる人が多いのではないでしょうか?
執着から解放されるからですね。
心が明るくなる、心が軽くなる。
気持ちが軽くなって、今度は体のエネルギーも上がるはずです。
相性100点を諦めると、どうなるのか?
元気になるんですよ。
元気になる、エネルギーがあがるも運気アップの本質です。
本当にやりたいことに情熱が注げる
あなたが本当にやりたいことはなんでしょうか?
その本当にやりたいことに、情熱が注げているでしょうか?
人間の悩みの中で、一番大きなウェイトを占めるのが人間関係の悩みと言われています。
人間関係に深い悩みを抱えている人は、(繰り返しになりますが)人間関係に執着していると言えます。
執着から解放され、エネルギーが上がってくると、人は自分のために動き出したくなります。
本当に運が強い人は、本当にやりたいことに情熱が注げている人です。
うまくいく相性の考え方
最後にうまくいく相性の考え方について触れておきます。
以下の3つは本当に重要です。
人間関係でうまくいく人は、この3つを忠実に守っている人が多いのです。
では一緒に見ていきましょう。
相性60点で十分
相性100点を求めるのが苦しかったり、そもそも無理があるのであれば、何点が最適なのでしょうか?
点数で言えば60点です。
50点を切っているようであれば、自分に我慢が必要になってくる。
50点代だと、ちょっとしたトラブルで50点を切ってしまう。
60点を目指すべきです。
あくまでも点数はイメージの話ですが、参考になる方も多いと思います。
完璧は目指さない。
けど、だからといって妥協しすぎない。
相性60点で十分です。
残り40点は相手の個性
とはいえ、40点は相性が悪いんでしょ! と思った方もいるかもしれません。
残り40点は個性として受け止めてみてはいかがでしょうか?
誰しも未熟な部分はあります。
もちろん僕にだってあります。
40点の弱点ではなく、60点の良き相性に目を向けてみてください。
相手を元気にする言葉をかける
最後に、相性以前に人間関係が苦手な人がいます。
そういう人で非常に多いのが、相手を元気する言葉が少ないということです。
もっと相手に元気を与える言葉を伝えてみてください。
- お疲れ様です。
- いつもありがとう。
- 素敵ですね。
- 本当に感謝しています。
きっとこういう言葉を普段から伝えている人は、相性が40点でも人と仲良くやっていける人です。
みんな、自分を元気にしてくれる言葉(言霊)を伝えてくれる人を好きになるからです。
これが愛されるということだったりします。
まとめ
今回、相性100点はあり得ない! に加えて、運の上げ方までを解説してきました。
完璧を目指すと辛い人生が待っています。
相性も同様です。
人間、誰しも未熟者。
たとえ100点でなくても、お互いに成長を誓い合う仲が最高の相性なのです。