ブログのタイトルを見て、今、あなたはこのページに訪れていると思います。
もしかすると、こんなお悩みが今、あるのかもしれません。
- 自分がわからなくなる。
- 本当にやりたいことが見つからない。
- 人生、どう生きたら良いかわからない。
僕自身、占い師として、「本当の自分」をテーマにしたご相談を受けることが多くあります。
「本当の自分」ってなんだろう?
「本当の自分」は占いや運命学においても重要テーマです。
多くの方が一見ヘッチャラそうに見えて「本当の自分」、「本当の自分の生き方」について深く悩んでいるのです。
何を隠そう、占い師である僕だって、過去、深く悩んでいた一人ですから。
だから「本当の自分」が気になる方の気持ちは、とても共感できます。
今回の記事では、ズバリ「本当の自分とは何か?」について解説していきます。
本当の自分とは何か?
まず、なぜ「本当の自分」で生きられないのか? について説明したいと思います。
本当の自分で生きられない人の多くは「本当の自分って何?」と思っているはず。
そう、本当の自分がどんなものかわからないんです。
なぜなら、本当の自分になっていないから。
今、「何あたり前のこと言っているんだ!」と思った方がほとんどだと思います。
けど、本当の自分がこれまでの人生で体感できていないから「本当の自分」がわからないんですね。
仏教だと本当の自分はない
ここで仏教の話をします。
仏教的な考えだと「本当の自分」は存在しないことになります。
なぜなら自分という存在は人や環境の「関係性」で変わるからです。
家族といる自分、恋人といる自分、会社で働いている時の自分、友達の遊んでいる時の自分、自分は一つのようでその顔は多数あります。
家族といる時の自分と会社で働いている時の自分は違う存在です。
もちろん、恋人といる時と友達と遊んでいる時の自分も違う存在のはず。
自分という存在は、その時一緒にいる人や環境でダイナミックに変わります。
仏教では自分と関係する人・環境を「縁」という言葉で表現されます。
縁が変われば自分が変わる。
自分という存在は定まらない。
だから本当の自分は存在しない、というのが仏教の考え方です。
重要:本当の自分の本質
「じゃあ本当の自分なんてないんじゃない?」ということになりますが、実が違います。
仏教の例を挙げたのは、普段の生活で人は自分という存在を使い分けていますよね? ということが言いたかったのです。
だから自分という存在がわからなくなっているんです。
もちろん、人は社会を生きている中でTPOに応じて自分という存在を使い分けています。
TPOで自分をという存在を使い分けているのが普通のはずです。
けど、だからこそ「本当の自分」がわからなくなっているんです。
じゃあ、本当の自分ってなんなのか?
本当自分とは以下のように生きている状態です。
- 自分が心からやりたいことをやっている自分
- TPOがあったとしても変わらない価値観で生きている自分
- 心から楽しいと思える時間を過ごしている自分
- 自分が生かされていると感じ、多くの人や環境に感謝できる自分
本当の自分で生きている時、人は必ずエネルギーが上がっています。
多くは笑顔でいられるの時間が増えています。
楽しくて仕方ないと思い、いつもやる気に満ちています。
今日一日充実した日々を過ごし、明日が楽しみだったり、ワクワクしている自分でいられること。
これが本当の自分です。
そう、自分のエネルギー、つまり元気があって、楽しくて、笑っていて、人生面白いと思っている時が本当の自分なのです。
辛いことが起きた時の受け止め方
一方で、人生には辛いことも起きたりします。
仕事で失敗したり、仲間と仲違いしたり、大切な人が病気になったり、お亡くなりになったりすることだっています。
けど、本当の自分で生きられている人は、
神様からのお試しが来ている
と思い、その出来事と向き合い乗り越えていきます。
神様と言っても特定の宗教を信じている人は、その神様だと思うし、宗教を信じていない人でもここで言う神様とは自分を見守ってくれている存在と思ってください。
人生には必ず試練がやってきます。
なぜ試練がやってくるのかと言うと、もっと成長してください、もっと成長するとあなたはもっと幸せになれるし、魅力的になれますよという神様からの良き計らいです。
本当の自分で生きられる人でも、神様からのお試しの時は辛い、しんどい、苦しいと思います。
けど、乗り越えて、辛かった時期を振り返った時、「あの時の辛い経験が自分を成長させてくれた」と感謝の念を抱くのです。
本当の自分とは「在り方」
よく誤解されるのは、「本当の自分」とは何か特定をことを成し遂げた人のことではありません。
- スポーツで優勝した
- 芸術の世界で賞を受賞した
- 有名になり多くの人から賞賛を浴びた
- 多くのお金を稼いで財を成した
よくこんな人は「本当の自分」で生きたと思われていますが、すべて誤解です。
スポーツや芸術の世界で結果を出したり、有名になったり、満足する生活以上の多くのお金を手に入れたりというのは、人生のオプションに過ぎません。
本当の自分とは、在り方です。
心からやりたいことをやり、人や経験に感謝し、エネルギーに溢れている。
心からやりたいことやり、人や経験に感謝し、エネルギーが溢れていれば、人はたくさんの幸せを感じることができます。
人はそれだけで十分幸せです。
さらに手に入れたいものがあれば、そこから手に入れたらいいのです。
本当の自分で生きていない人の特徴
本当の自分で生きていない人にはある法則が当てはまります。
本当の自分で生きていないなぁと思う人は、以下に書かれてある内容と一致しているか、確認してみてください。
①自分に自信がない
一番多いのが自分に自信がないと思っている人です。
自分に自信がない人の多くは幼少期、特に親や周りの大人から自分という存在を否定されてきた人たちです。
- お前は何をやってもダメだ
- なんであの子にできてお前にはできないんだ
- 期待はずれだ
親や周りの大人から心無い言葉をかけられ傷ついてきた過去を持っている人は、本当の自分で生きられない傾向がかなり強く見受けられます。
②人からOKを出されないと行動できない
自分の人生は自分で決めていい。
本当の自分で生きている人は自分で自分の人生を決めています。
けど、自分に自信がない人や、これまで社会のレールの中で生きてきた人、親から言われた通りに生きてきた人は、自分で自分の人生を決めていいということに対してOKを出すことが苦手です。
誰かに決めてもらったことが多い人は、自ずと自分の人生が決められなくなってしまっています。
自分で自分の人生を決めたという経験がないからです。
だったら今から決めてみてはどうでしょうか?
③本当の自分でいるのは、迷惑をかけると思い込んでいる
人生はあなたのものです。
本当の自分で生きている人は、人生は自分ものと心から思い込んでいる
一方、自分の人生は自分のものと思うと周りに迷惑をかけるのでは? わがままに過ぎないのでは? と思う人もいるかもしれません。
けど、自分の人生は自分のものと確信している人ほど、自分の周りにいる人たちに感謝し、協力しながら生きています。
なぜなら、自分の人生を生きている人は、相手の人生も尊重できるからです。
だから、時に協力しあい、互いの人生がもっと良くなるのように手を取り合い、協力していくのです。
本当の自分で生きるとどうなるのか?
では、本当の自分で生きるとどうなるでしょうか?
そのポイントを7つにまとめました。
本当の自分で生きている人は、「うんうん、その通り!」と思う内容ばかりのはずです。
①日々の小さな出来事に感謝できる
先にも少し触れましたが、本当の自分で生きている人は感謝できる人です。
しかも、ちょっとした日々の小さな出来事の感謝できる人です。
- 道を譲ってくれた。
- ありがとうと言ってくれた。
- 元気に挨拶してくれた。
- 天気に恵まれありがたいと思えた。
- 今日一日、病気や怪我なく生きることができた。
感謝は自分のエネルギーを上げる心の栄養です。
感謝するだけで自分が生き生きと過ごすことができるのです。
本当の自分で生きられる人は、感謝で自分のエネルギーをあげられる人なのです。
②周りの人に親切にできる
本当の自分で生きている人は、周りの方に親切にします。
- 仕事をできる範囲で手伝う
- 人の話をしっかりと聞く
- 周りの人に感謝の言葉を伝える
- 小さなプレゼントをする
- 笑顔で対応する
与えた親切が今じゃなくても、やがて自分にプラスとなって返ってくることを信頼しているからです。
親切は必ず巡って自分に返ってきます。
人に親切にすることが、自分にもやがて親切となって返ってくることが楽しみで仕方ないのです。
③人から応援される
本当の自分で生きて人は、人から必ず応援されます。
人は人に親切にする人、元気を与える人を応援したくなるからです。
本当の自分で生きている人は、魅力的です。
人は魅力的な人を応援したくなります。
応援されるから、本当の自分で生きている人はさらに魅力が増してたくさんの応援を得ることができます。
これが応援の法則です。
応援されることで、もっと人のために自分の力を使いたくなります。
④行動力が増す
本当の自分で生きられている人は、行動的です。
気になったもの、閃いたものはとにかく試したくなります。
だから新しい出会いを求めて出かけたり、時間をなんとか見つけて自分のやりたいことをやっていくのです。
行動力が増すと、人との出会いが増えていきます。
そこでさらに応援されるので、もっと楽しく生きることができるのです。
行動力が湧いてきた時、それが本当の自分で生きられている証でもあります。
⑤失敗しても立ち直れる
時に人は失敗します。
けど先にも書いた通り、失敗は経験、しかも神様が与えてくれた成長のしどころと判断します。
自分が成長できるなら、この失敗を活かそうと考えるのです。
過去の失敗から学び、次の経験につなげることができれば、大切な宝物に変わります。
失敗を失敗と悔やみ続けると、本当の自分で生きられないこともわかっているのです。
失敗した後、時間が経てば、どんな人も冷静になれます。
冷静になった時、あの時、何がいけなかったのか? 何を間違えたのか? 次はどうするのが良いのか? が見えてきます。
また、失敗して立ち直った人は、失敗した人の気持ちがわかります。
だから人の痛みもわかって、より優しくなれるのです。
⑥成長した自分がわかる
本当の自分で生きている人は、過去の自分と比べて、自分がどれだけ成長したのかを確認します。
単に仕事がもっと上手にできるようになった、周りの人で協力してくれる人が増えたといったことはもちろん、
- 年は重ねたけど、今の方が充実している
- あの時の辛い経験で自分が成長できた
- 前より良い顔になった(多くは口角が上がってる)
- 無駄なものを買わなくなり、本当に欲しいものを買うようになった
- 人から感謝を伝えられることが増えた
これらを実感することが増えていきます。
成長した自分を実感できるから、本当の自分により磨きがかかるのです。
⑦人を応援したくなる
本当の自分で生きている人は、人を応援したくなります。
自分のエネルギーを応援という形で使いたくなるのです。
本当の自分で生きている人は、周りにいる魅力的な人を探すのが上手になります。
魅力的な人を応援することによって、自分ももっと魅力的になろう、もっと成長しよう、もっと人生を楽しもうと思えるようになるです。
さらに応援している人から今度は自分が応援されるようになります。
人生は必ず、与えたものが返ってきます。
応援すれば、応援が返ってくるのです。
>>オススメの記事①:「人生辛いだけ」を救ったスピリチュアル
>>オススメの記事②:【新サービス】あなたのかみさま占いのご紹介
本当の自分で生きるために何をしたら良いのか?
では、本当の自分で生きるために何をしたら良いのでしょうか?
ここでは5つ紹介します。
すべてやる必要はありません。
どれか一つだけ、できるところから始めてみてください。
①嫌なことを一つ、辞めてみる
まず最初にやっていただきたいのは、嫌なことを一つ辞めてみてください。
- 付き合いで行っている飲み会を断る
- 愚痴ばかり言い続けている友達の誘いに行かない
- 会費だけ払い続けていて通っていないスポーツジムを辞める
辞めるのが難しければ頻度を下げてみるのも良いですね。
本当の自分で生きている人は、自分の時間を大切にします。
価値を感じないことに時間を使わないのです。
いきなりすべてを辞めるのは誰しも難しいと思います。
だから、辞めやすいものから辞めてみてください。
断ったら相手から嫌われないだろうか? と思う人もいるかもしれません。
最初は嫌な顔をされるかもしれません。
けど、時間とともに相手はあなたのことを考えなくなるものです。
②好きなことを一つ、始めてみる
「①嫌なことを一つ、辞めてみる」がうまくいった人もそうでない人も、好きなことを一つ、始めてみてください。
一度食べてみたかった、行列ができるお店のスイーツを食べにいくのも良いでしょう。
ドライフラワーを作ってみたり、家庭菜園を始めるのもグッドです。
コンサートや講演会に行くのも良いですね。
人生は限られています。
嫌いなことに時間を費やすよりも好きなことに時間を費やす方が、圧倒的に自分の価値が上がります。
思い出してください。
本当の自分とはエネルギーが上がった状態であるということを。
嫌いなことを辞めて、好きなことをやると人はエネルギーが上がります。
好きなことで人生を埋め尽くして、自分の価値をどんどんと上げていきましょう。
③応援する
先ほど僕は、こう書きました。
魅力的な人を応援することによって、自分ももっと魅力的になろう、もっと成長しよう、もっと人生を楽しもうと思えるようになるです。
だったら、先回りして応援する人を探してみてはどうでしょうか?
芸能人やミュージシャンでも構わないのですがオススメはもっと身近にいる人です。
- 近所にある美味しくて接客が素敵な飲食店
- 素敵なヘアスタイルにしてくれる美容師さん
- 地元のために力を尽くしている議員さん
応援したくなる人(推し)を見つけると人はテンション上がりますよね。
なぜ推しが自分のエネルギーを上げるのかというと、自分とどこか共通点、もしくは自分のありたい姿がそこにがあるはずなんです。
応援したくなる人は自分の未来の姿です。
そして、その未来の姿こそ本当の自分なのです。
④おじいちゃん、おばあちゃんの才能を確認する
少し意外な視点をお伝えします。
おじいちゃん、おばあちゃんがどんな人だったかぜひ一度調べてみてください。
なぜなら、おじいちゃん、おばあちゃんの才能は一世代跨いで、つまり、自分のお父さん、お母さんを飛び越して自分に与えられるからです。
おじいちゃん、おばあちゃんの才能は自分に与えられている可能性が高いです。
自分には才能がないから何をやっても無駄だ、という人はおじいちゃん、おばあちゃんの才能を一度確認してみてください。
おじいちゃん、おばあちゃんの才能を聞いてみると思いもしなかった才能が発見できることがあります。
例えば、僕の場合、占いの才能は僕のおばあちゃんの才能です。
僕のおばあちゃんは霊山の麓の育ちで、勘が良かった人です。
また、僕のおじいちゃんは話がとても上手だったのです。
晩年入院していた時、おじいちゃんは戦争中働いていた炭鉱の話をしていました。
患者さんや看護師さんまでがおじいちゃんの話を聞きにベッドの周りに集まっていたそうです。
僕の占い師の才能は、おじいちゃん、おばあちゃんの才能によるものなのです。
⑤子どもの頃にやってみたかったことは何か?
子どもの頃にこそ、本当の自分があります。
子どもの頃、あなたは何に憧れていたのでしょうか?
歌手でしょうか?
学校の先生でしょうか?
コックさんでしょうか?
パン屋さん、ケーキ屋さんでしょうか?
絵描きさんでしょうか?
僕は子どもの頃に憧れいたものが、本当の自分だと言いたいのではありません。
憧れていたことを今こそやってみるという在り方が、本当の自分と言いたいのです。
やりたかったを今こそやるべきです。
歌手に憧れていたらボイスレッスンに行ってみる。
学校の先生に憧れていたのであれば、趣味を活かして先生になってみる。
コックさん、パン屋さん、ケーキ屋さんになりたかったのであれば、家で本格的作ってみる。
場合によってはバザーやイベント、催事で販売してみる。
絵描きさんであれば、今すぐ筆を握って絵を描いてみる。
本当の自分とは、やりたいことやっているあなた自身です。
>>オススメの記事③:【風の時代】生き残れる人になるために必要なたった1つのこと
本当に応援してくれるのは「あなただけの神様」
最後に、ちょっとだけスピリチュアルな話をします。
誰の心の中にも「あなただけの神様」がいます。
その神様はあなたが生まれたと同時に、あなたの心の中に生まれています。
本当の自分とは「あなただけの神様」が喜ぶ生き方をしている人のことなのです。
そして、あなただけの神様とはあなた自身のこと。
つまり、あなただけの神様が喜ぶ生き方とは、あなた自身が心から喜び、本当の自分でいられる生き方なのです。
どんなに孤独を感じていても、辛くても、苦しくても、悲しくても、あなただけの神様は、あなたが幸せなることを願っていて、あなた自身を心から応援してくれています。
本当の自分で生きている人は、誰の心の中にも神様がいることを知っています。
何より自分の心の中にいる神様と常に対話し、自分を信頼して心から楽しく生きているのです。
そう、あなたは決して孤独ではありません。
今は辛くても、苦しくても、悲しくても、あなただけの神様はあなたの幸せを信じています。
あなただけの神様を信じることは、あなた自身を信じることなのです。
あなたは孤独ではありません。
あなたは幸せになれる人です。
あなたは本当は幸せな人になるはずなのです。
心に神様がいてくれている。
本当の自分で生きていきたい人は、心の神様が必ず見守ってくれています。
安心してください。