今回、現役占い師(占星術師)である真中が、あえて書きます。
占いやスピ依存を抜け出した方が幸せになります。
占い鑑定を提供している立場の人間が、健全な占いやスピとの付き合い方を解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
占いやスピ依存の人が幸せになれない理由9選
以下、占いやスピ依存の人が幸せになれない理由を挙げていきます。
周りの人を見渡すと、書いてある内容に合致している人もいるのではないでしょうか?
もし自分自身に心当たりがある場合は、後述する「占いやスピとの健全な付き合い方5選」をじっくりと確認してみてください。
自己中心的(ジコチュー)を正当化する
占いやスピ依存の人で、一番多いのがこちら。
自己中心的(ジコチュー)な人は、原則、人から嫌われます。
「そんな人から嫌われたっていい、だって自分と合わない人なんだもん。引き寄せの法則でもっと自分をわかってくれる人を引き寄せるんだもん」
という言葉が聞こえてきそうですね。
けど、そうだと人からいただける運が減ってしまうんですね。
人は一人では生きられません。
必ず誰かの協力が必要です。
今読んでくださっているこのブログだって、書いている僕がいて、ホームページを維持してくれる業者さんがいて、スマホを作ってくれる人がいて、通信キャリアの人たちがいるから読めるのです。
常に誰かの協力があるから僕らは生きていけるんです。
この現実はしっかりと受け止めないといけません。
遅刻する
これまでいろいろな人を僕は鑑定してきました。
占い好き、スピ好きの遅刻が多い人で運が良い人はあまり見たことがありません。
特に5分、10分の遅刻がとても多いのです。
先ほどの自己中心的(ジコチュー)と同様に、自分のペースで生き過ぎている人も嫌われます。
占い好き、スピ好きでありがちなのが、「自分のタイミングで!」というがありますね。
自分のタイミングがあるかもしれないけれど、遅刻する人は人から信頼されません。
当たり前の話ですが、意外とわかっていない占い好き・スピ好きの人は多いようです。
また、プライベートで遅刻しても仕事では遅刻してません、というかたもいらっしゃいますね。
仕事で遅刻しないなんて当たり前。
プライベートで遅刻することで、プライベートで付き合う人からいただく運を下げているのが問題なのです。
人からいただく運は、仕事上の付き合いの人でもプライベートの付き合いの人であっても同じものなのです。
ちなみに優秀な経営者の人ほど遅刻しません。
僕のところに鑑定に来てくれている経営者の方で、遅刻してきた方はゼロです。
※経営者の方にとって鑑定を受けるのはプライベートでのことです。
仕事であってもプライベートであっても、遅刻がどれほど人の信頼を失わせるのか、経営者の方は痛いほど理解しているのです。
約束を守らない
約束を守らない人も占い好き、スピ好きに多いようです。
占い好き、スピ好きの人は気分屋が多いんですね。
特にビジネスで成功したい、お金がもっと欲しい占い好き、スピ好きの人はまず、人との約束を守らないといけません。
理由はお金は人が運んでくるからです。
信頼がない人に対して誰もお金を運んでこようとは(その人から何か買おうとは)思いません。
金運を上げたい人は、財布を買い替えたり、神社に行く前にとにかく約束は守りましょう。
約束のコツは、できない約束はしないことです。
ぜひ心かげてみてください。
仕事がんばらない
占い好き、スピ好きでよく見かけるのが「仕事がんばらない」です。
「だって今の仕事は、私が私らしくなくなるんだもん」という声が聞こえてきそうです。
興味深いのが、自己啓発の世界で有名な銀座まるかん・斎藤一人さんがおっしゃっていたことで、
「仕事だけはちゃんとやらないといけないよ。仕事は辛くて当たり前だよ」
があります。
斎藤一人さんは、実はリアリストでもあるんだなと僕は思います。
人からお金をいただく以上、責任は必ず発生するし、もっと言えば仕事は競争の世界でもあります。
仕事は頑張ったり努力するのが必要なのです。
※ちなみに斎藤一人さんは「顔晴る」とおっしゃるようです。
もちろん仕事をちゃんとやらないと、お金は入ってこないし生活に困ってしまいます。
仕事だけはちゃんとしましょう。
パートナーのせいにする
意外と見かけるのが、占い好き、スピ好きで自分がうまくいかないのは恋人、結婚相手などパートナーのせいに人です。
「今のパートナーは本当の相手ではない」というものですね。
愚痴を言いたくなるぐらいならいいのですが、責任を相手になすりつけるのはよくありません。
後述しますが、人生は常に自分の責任と思える人でないとうまくいきません。
相手を引き寄せ、付き合ったり結婚したりするのは自分の責任です。
人付き合いなので不平不満があるのは仕方のないことです。
ですが、自分の責任を棚に上げて相手に全責任があるかのように振る舞うと、運が下がります。
過去の自分に執着する(自分の不幸探しをする)
占い好き、スピ好きに多く見かけるのが過去の自分に執着するです。
特に自己分析(特に性格分析)で占いを活用する人に多い傾向があります。
過去の不幸な出来事の原因を探して安心したい気持ちがそうさせます。
物事には原因があるから結果が生まれるのは自明のことですが、過去の自分の執着することが時に「呪い」に変わる時があります。
自分の過去を自分で苦しめる形で定義して、その枠から逃げられなくなるのです。
少し話は逸れますが、占い師はクライアントの方に対して過去の自分に執着するようなことは言わないようにしないといけません。
特に性格分析系の占いを主としている人は、その人の性格を定義してしまうことが「呪い」にならないか注意が必要です。
現実を生き抜く力が弱くなっている
占い好き、スピ好きの人で多いのが現実を生き抜く力が弱くなっている人です。
中途半端な占いやスピだとグラインディングが弱くなり、地に足をつけて生きていけなくなります。
特に注意が必要なのは、
「私はスピリチュアルに目覚めていないから今、不幸の最中にいるんだ」と思い込んで、さらに占いやスピにのめり込んでしまうことです。
ちなみに、本物の占い師は占いやスピでなんでも解決するなんて1ミリも思っていません。
ちゃんと現実を生き抜くこと、そして、今ある世界から学ぶことが本当のスピリチュアルです。
占いやスピにお金をかけたら幸せになると思っている
タダで良いものは原則手に入りません。
もちろん、ある程度お金を支払うから質の高いサービスが受けられるのは言うまでもありません。
ですが、占いやスピにお金をかけたら幸せになれるというのは完全な思い込みです。
確かにちゃんとした占い師やスピリチュアリストの方もいらっしゃいますし、その方々のサービスで非常にクオリティが高いものも存在します。
ですが、そのサービスを受けたからといって「自分自身がもっとよくなりたい、成長したい」という心意気がなければ結果には結びつきにくいのです。
占いやスピ業界はあなたを利用してくる人が多い
最後に、占いやスピ業界では残念ながらあなたを利用してくる人がいます。
最近よく聞くのが、占い師側が相手に対して「私はあなたとソウルメートだから」といった具合に近づいて問題を起こすケースです。
もちろん、高額の商品を買わせたりするのももってのほかです。
見えないものを扱う分、占いやスピ業界の仕事は慎重かつ誠実さが求めれます。
この記事の最後に「補足:良い・悪い占い師の見分け方」を記載していますので、ぜひご覧ください。
占いやスピとの健全な付き合い方5選
占いやスピとの健全な付き合い方をご紹介していきます。
占いやスピは元々人類の叡智でもありますので、学問として学ぶだけでも本当は十分な効果があります。
さらに以下に記す、5つをしっかりと頭に入れておくと、よりよく占いやスピが活かせるはずです。
人生の責任は自分にあると思う
一番大事なのが責任です。
人生の責任は自分にある、と思えた人は本当に強くしなやかな人生が送られるようになります
先にも記しましたが、占いやスピを言い訳に使ってはいけません。
言い訳に使ってしまうと、周りの人が離れてしまい、人から運をいただけなくなります。
周りを見渡してみればわかるはずですが、自分の責任を放棄している人で充実した人生を送っている人はいないはずです。
自分では充実していると思っていたとしても、周りの人は本当の意味でその人に対して力を貸そうなどと思わないからです。
人生の責任をきちんと果たす人から運は上がっていきます。
出会いや出来事には意味があると考える、学ぶ
どんな出会いや出来事にも必ず意味があります。
それが例え悪縁や自分に酷いことをしてきた人だったとしてもです。
すべての出会いや出来事から意味を受け取るようにしましょう。
そして、すべての出会いや出来事から学ぶのです。
辛い別れ、離婚を経験したとしてもその人から学んだことを次に活かせば成功につながります。
出会いや出来事から学ばないから成長せずに同じ辛い出来事を繰り返すのです。
その逆に学びを続けていけば、過去のパターンの癖を見つけられ回避したり、改善したりできます。
行動する
行動こそ運を上げる最大の要素です。
行動しなければ運など上がりようもないし、結果も出ません。
占いやスピから学んだのであれば、次は行動あるのみです。
失敗してもそれを学びに変えてみてください。
今、活躍している人は成功の裏でたくさん失敗を重ね、学んできた人たちなのです。
僕の経験上、成功者の多くは2回、大失敗をしています。
会社を2回潰して、ようやく成功したという人は意外と多いのです。
できることからで構いません。
今の自分にできる範囲で良いのです。
ぜひ行動してください。
感謝する
運を最大限に上げるのは「感謝」です。
感謝する人は人や天から力を貸していただけます。
どんなに未熟な人であったとしても、感謝できる人は周りから力が与えられるのです。
どんなに優秀な人であったとしても、感謝できない人だと周りの人は離れ、天からの運もいただけないのです。
占い好き、スピ好きなのに、感謝できない人の多くは不幸の最中にいます。
感謝が足りていないのです。
今いる自分の環境、人間関係、何よりいただいた命に対して当たり前という感情で日々を過ごしているのです。
感謝こそ人生の底上げの秘訣。
見渡せば感謝できるものに囲まれているはずです。
感謝を探してみましょう。
>>オススメの記事:本気で人生を変えたい人が知っておきたいたった1つのこと
補足:良い・悪い占い師の見分け方
補足として、良い・悪い占い師の見分け方をご紹介します。
ここに書いてるのは一部ではありますが、それでも十分な判断材料になるものばかりを集めてみました。
これから占いを受けてみたい方、良い占い師を探してみたい方はぜひ参考にしてみてください。
良い占い師の傾向
まず、良い占い師の傾向から解説します。
読んでみるとわかるのですが、当たり前のことばかり書いています。
けど、この当たり前がとても大切なのです。
当たり前のことがきちんとできていないから、良い占い師になれないのです。
占いですべて解決するなんて思っていない
そもそもまともな占い師は占いで全て解決するなんて1ミリも思っていません。
日頃の努力、ルール・マナーを守ることをしないと運が逃げていくことを痛いほど知っているからです。
占いは努力を怠らず、礼儀をわきまえ、ルール・マナーを守って人と付き合っていける人に力を貸すものなのです。
ちゃんとした占い師、スピリチャリストほど現実の世界を大切に生きています。
意外と知られていない事実なのですが、これが現実なのです。
(良い意味で)普通
意外とあるあるなのが、良い占い師の方ほど普通だったりします。
具体的には見た目が普通、考え方が普通というものです。
占いの時はスイッチが入るので人が変わったようになる人もいますが、普段の生活や鑑定の合間合間では普通の人なのです。
先にも書いた通りまともな占い師は、現実の世界を大切に生きているし、普通で良いと思っています。
普通の価値をわかっているのが良い占い師でもあったりします。
礼儀正しい
ちゃんとした占い師は礼儀正しいものです。
言葉使いや立ち居振る舞いで変なことはしません。
礼儀をわきまえることが人間関係で何よりも大切だし、だからこそ人から運をいただけることを知っているからです。
礼儀は運を集める大切な行動です。
それが誰よりもわかっているのが占い師のはずなのです。
師匠を尊敬している
ぜひ覚えていただきたいのが、ちゃんとした占い師は師匠を尊敬しています。
師匠を尊敬しているので、クライアント方から「どなたから勉強されたのですか?」「師匠は誰ですか?」という質問に対して○○先生から学びました、師匠は○○先生ですと即答するはずです。
逆に本当は師匠がいるのに、お客さんを取られたくないのか師匠の名前を即答できない占い師は信用できません。
占い師は人を大切にする人なので、もちろん師匠も大切にしているはずだからです。
内省を促す鑑定を行う
最後に、鑑定は単に占うことだけが仕事ではありません。
本当に占い師はクライアントの方に内省を促す鑑定を行います。
なぜなら、クライアントの心が変わらなければ、行動が変わらず、運命が変わらないからです。
占い師は時に、その人の心の闇を垣間見ます。
心の闇が何かを知るからこそ、そうではない道、生き方を提示できるのです。
今のあなたに足りないものは何か? 今、何をすべきか? 本当はどうありたいのか? といったことを考えさせてくれる占い師さんは本当に素晴らしい存在なのです。
>>オススメの記事:【真髄】占いの効果を最大限に発揮する質問は?
悪い占い師の傾向
次に悪い占い師の傾向をご覧ください。
悪い占い師とは、一言で言えば人として間違っていることをやっている人です。
ここに書かれてあることはどれもNG項目です。
じっくり読まれることをお勧めします。
依存させようとする
まずありがちなのが、依存させようとする占い師です。
まともな占い師はクライアントの方を依存させようなんて思いません。
鑑定の最中は、滅私でクライアントの方のことだけを真剣に考えるものです。
逆に依存させリピーターにさせようとする占い師は悪い占い師の代表格です。
気をつけてくださいね。
過剰に前世(過去世)、霊の話を持ち出す
確かに優秀な霊媒師やスピリチュアルカウンセラーの方はいらっしゃいます。
占い師の方でも前世が見えたり、霊が見える人もいらっしゃいます。
ですが、どの業界もそうですが本物は一握りです。
過剰に前世(過去世)や霊の話を持ち出す占い師は注意が必要です。
前世や霊の話を持ち出して依存させようとしている可能性が高いです。
あなたの過去の人生を否定する
意外と多いのが、あなたの過去の人生を否定してマウントを取る占い師です。
これは僕の占星術講座の生徒さんに口を酸っぱくして言っているのですが、占い師は偉くもなんともありません。
単に人よりも占いができる、その程度です。
にもかかわらず、クラアントの方の人生を否定し、マウントを取るなんてもってのほかです。
本物の占い師は威圧的になることなんてありません。
クライアントの方に寄り添います。
態度が悪い
態度が悪い占い師は三流以下です。
どんなに占いのスキルが高くても、悪い態度でクライアントの方を嫌な気持ちさせるなんてもってのほかです。
僕らはクライアントの方からお金をいただいているのです。
態度が悪いなんて下の下。
そんな占い師のところには行かないようにしてください。
人の考えやアイディアをパクっている(モラルに反する)
実は結構多いのが、人の考えやアイディアをパクっているケースです。
正直気づきにくいかもしれませんが、念のため書いておきます。
まず前提として占いの技術の多くは伝承されたものです。
自分オリジナルのものなんてはっきり言って少数です。
にもかかわらず、さも自分が開発した理論かのように振る舞う人がいます。
※業界では後ろ指を指される存在です。
また、他の人のブログに書いている内容、意見をそのまま転載して自分のものかのように扱う人も要注意です。
自分に自信がないからパクるのです。
実力不足
最後にそれを言っちゃおしまいよ、という話ですが実力不足の占い師はとても多いです。
占星術で言えば性格分析ばかりする占い師は要注意です。
運命を読むとは単に性格分析には留まりませんからです。
その人の行動傾向を読み、吉凶どちらに傾くのかを読むのが占いの本質です。
さらにどうすればもっと運が良くなるのか、どんな考え方をこれからしていけば良いか、運命とは何かをちゃんと説くのが本物の占い師です。
性格分析ばかりする占い師は、実力がないからなのです。