ホロスコープで離婚の星は存在するのでしょうか?
離婚鑑定が非常に多い僕が、離婚する人、しない人をどこで見分けているか? を情報公開できる限りご紹介しようと思います。
- 占星術初心者
- 占星術をある程度知っていて離婚を考えておられる方
- 占星術のスキルを上げたい方
に適した内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
離婚の星の定義
そもそもホロスコープに離婚の星というのは存在するのでしょうか?
僕のこれまでのホロスコープの研究では、ピンポイントで○○が離婚の星であるというのは存在しません。
これまでのブログ記事でも度々言及しているのですが、ホロスコープのどこか一箇所を見て、その人の運命を断定することは非常に稀です。
占星術は、星座、惑星、感受点、ハウス、度数域など複数の要素を組み合わせて読むものだからです。
○○のアスペクトがある人は離婚する! というのは可能性としてはあるのですが、離婚の星というのはかなり苦しいのです。
離婚に関係する星や理論
とはいえ、離婚に影響を及ぼす星(惑星)や理論が存在しないわけではありません。
いくつか書ける範囲で例を挙げます。
くどいようですが、このパターンに1つ当てはまっているからといって必ず離婚するわけではありません。
ですが、可能性の候補がいくつもヒットすると離婚率が上がるのもまた事実です。
金星・天王星のハーフサム
少しマニアックなところをお伝えすると、金星・天王星のハーフサムは意外と重要です。
金星・天王星のハーフサムの軸が結婚に関係する惑星等にコンタクトしている場合、離婚の可能性が上がります。
念の為書いておくと、金星は結婚を、天王星は別離を意味します。
ハーフサムは僕の占星術鑑定ではあまり活用しない理論ですが、インスピレーションでビビッときた時、いきなり使ったりします。
占星術は理論がしっかりしている一方、当たり前ですが占いでもあります。
実際の鑑定で最後はインスピレーション、霊感勝負になります。
出会った日が凶
占星術はとにかくスタートを大事にする占術です。
結婚した二人の初めて出会った日、入籍した日、同棲した日などが凶のタイミングでも離婚率は上がります。
凶の日というのは5つぐらいチェックする必要があるのですが、その中で一番メジャーなのはやはり月のボイドタイムです。
月のボイドタイムはメジャーすぎるが故、軽んじられる傾向がありますが、僕の研究や実践鑑定では決してそんなことありません。
結婚じゃなくてもお付き合いした人と最初に出会ったのが月のボイドタイムの場合、僕の鑑定に訪れた方のほとんどが別れています。
基本中の基本ですが、可能な限り避けた方が良いのが月のボイドタイムなのです。
>>離婚の人気記事①:占星術占い|離婚寸前そのままor別れるべきか?
>>離婚の人気記事③:親の離婚は子供(本人)のホロスコープにどう現れるのか?
逆行
ホロスコープにある惑星が逆行していて、かつ結婚を意味する表示体と関係している場合も離婚率を挙げます。
逆行は占星術でも基本理論ですが、意外と見落とされているように思えます。
逆行を見ないというのはかなりお勧めできません。
やはりその惑星の悪い部分が出てしまいます。
逆行惑星が多いホロスコープは人生の障害が多いのです。
無論、その中に結婚、離婚も含まれます。
火星
ホロスコープにあるトランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星)が離婚を意味する惑星と解説されている方もいますし、僕自身、それには同意します。
一方、スピード離婚となった場合、影響が強いのが火星です。
まさにスピードとトラブルを意味する凶星・火星のなせる技と言えるでしょう。
スピード離婚と火星の関係はこちらの記事をご覧ください。
ホロスコープにある離婚の星は奥が深い
ホロスコープで離婚を意味するものは、実はここでは書ききれないぐらいかなり多いのです。
複数の離婚を意味する理論を組み合わせて、さらにインスピレーションと霊感で読んでいきます。
離婚鑑定を行うたびに、毎度新しい発見があります。
ホロスコープにある離婚の要素は対人関係の要素でもあります。
離婚しやすい人は、人との別れが多い人です。
ですが、見方によっては新しい出会いも多いとも言えます。
運命は捉え方次第で好転します。
離婚傾向が強いからといって、嘆く必要はありません。
むしろ、それを強みとしてさまざまな人と出会っていくと、最良の人と出会う確率が上がるのは言うまでもありません。