占いで悪い鑑定結果を伝える際に、気をつけていることをお伝えします。
占いとは運命を読むことが本質です。
占いの結果は、良い・悪い、それぞれの意味を持ち合わせることがほとんどです。
プロの占い師は悪い結果を伝える際、何に気をつけているのでしょうか?
実は人間関係の本質にも迫る話です。
- プロの占い師の方
- これからプロの占い師を目指す方
- 部下がいる人で伝え方に悩んでいる方
以上に該当する人はぜひ続きをご覧ください。
占いの悪い結果はこう伝える
占いの悪い結果はこう伝えてみてください。
実はこれだけなんです。
とてもシンプルです。
この3つの流れを意識するだけでも、占い鑑定の成果があがります。
人の精神構造
なぜ今回ご紹介した占いの悪い結果の伝え方が良いのか?
その理由を説明するには、実は人の精神構造を理解する必要があります。
専門的な言葉で説明するならカオス(混沌)→コスモス(秩序)です。
混沌とした世界は誰もが不快に感じるものです。
見えない、わからない、どうしていいのか不安というのがカオスの状態です。
それが、見える、わかる、どうしたらよいのかがわかり安心するという状態がコスモスです。
人はカオス(混沌)→コスモス(秩序)で快を得るように精神構造が作られています。
最初は不安、次は安心。
この流れだと人は希望に進むことができます。
占いの悪い結果を伝える本質は?
多くのクライアントの方は、どんな鑑定結果になるのか不安を抱くものです。
だから最初は良い内容を伝えた方が良いのです。
まず安心していただくことが目的です。
※ただし、安心してもらうために嘘をつくことはNGです。
鑑定結果を受け止めやすくしてから、悪い結果を伝えてください。
もちろん、クライアントの方はそのタイミングで落ち込むことがほとんどです。
ただ、その前には良い内容を聞いているので、心の負担は軽減できています。
悪い結果を伝えた後に、良い結果を伝えてください。
カオス(悪い結果)→コスモス(良い結果)で次のステップへ進もうというエネルギーが湧いてきます。
こんな占い師はNG
鑑定結果にもよるのですが、悪い結果を伝え、さらに不安を煽ってくる占い師はNGです。
占い鑑定の本質は、良き未来へ進んでいただく決心の場です。
じゃあ次はどうすれば良いのか? を確認し、次は吉なる道に進んで幸せを掴むというのが鑑定のあるべき姿です。
クライアントの感情に寄り添えない占い師を頼ってはいけません。
占い師には伝える言葉に責任があります。
不安を植え付ける占い師が、決して良い占い師ではないことは明白です。
もちろん依存させる占い師もNGです。
本当の占い師は決して依存などさせないものです。
占いの悪い結果だけを伝え、依存させる行為そのものが御法度なのです。
ホロスコープ通りに善く生きる
運命を変えるコツは、ホロスコープ通りに善く生きることです。
一見、凶の出方をしたとしても、その裏返しで運命を変えることも十分可能です。
例えば、お金に騙されやすいと出ているのであれば、お金を善き方へ使う、つまり、寄付をしたり誰かに奢ったりするだけでも運の改善は見込めるのです。
鑑定結果を良い意味で裏返していけば、幸運を掴むことにつながります。
占い師の役割は、その人の幸運を最後に伝えて背中を押してあげることでもあります。
悪い結果が出たとして、それを伝えたとしても、いかに幸運を掴む価値ある情報を提供できるか、そして行動に結びつけてあげられるかが占い師の本当の仕事なのです。
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