なぜ経営者は苦しい人生を送っているのか?
僕の占星術鑑定では経営者の方のご相談がとても増えています。
経営者の仕事。
一言で言えば決断です。
決断し、部下に指示を出すことが経営者の仕事です。
ただし、経営者の決断に対して経営者の方が以外、責任をとってくれる人はいません。
常に孤独感を抱えながら生きているのが経営者です。
だから、経営者は常に心理的に苦しい状況で生活を送っています。
また、人口比で考えれば経営者の数そのものが少ないので、経営者という仕事を理解してくれる人はあまりいません。
世間の人は経営者そのものに共感しづらいのです。
故に、経営者は常に孤独です。
だから経営者の立場は辛いのです。
経営者の3つの悩み
具体的に何が経営者を苦しめているのでしょうか?
ここでは経営者の方からご相談を受ける内容3つをご紹介します。
部下やビジネスパートナーとの人間関係
経営者と言えど一人の人間です。
人間の悩みで一番深いものは人間関係と言われていますし、経営者も例外ではありません。
一番多いご相談内容は、自分の部下やビジネスパートナーとの人間関係に関するご相談です。
特に、
- 部下たちが自分の思いを理解してくれない
- 部下同士のいさかい
- ビジネスパートナーとの不和、関係がこじれた
これらに関して深い悩みを抱えておられることがとても多いのです。
人間関係の苦しみは、社会的立場は関係ありません。
誰もが苦しむものです。
ですが、経営者の人間関係の場合、主たる環境がビジネスであるが故に、どうしてもお金や欲、嫉妬が絡みやすい。
だから苦しみも人一倍大きいのです。
家族の健康
プライベートがうまくいっている経営者は、ビジネスもうまくいきやすいもの。
ですが、家族の健康に関する悩みで苦しんでおられる経営者の方も多いのです。
パートナーや子供、自分の両親が病気を抱えている……。
自分ではない、むしろ相手が自分にとってかけがえのない存在だからこそ、苦しみも増えるのです。
経営者の方は真面目な人がとても多く、愛する存在だからこそ自分がなんとかしてあげたい、という気持ちも強い傾向があります。
その際、家族に合った病院の吉方位や健康法、健康運の上がる住む家の間取りなどをアドバイスしていますが、経営者のみなさん、真剣に話をお聞きになっています。
後継者問題
自分の跡を誰に継がせるのか?
また、どのタイミングで継がせるのが良いのか?
後継者問題は経営者の方を悩ませます。
特に後継となる方の資質や、運命学に関心を持っていられる方であればそもそも運が良い人なのか? といったことを事前に把握されたいというニーズもあります。
後継者が次の会社の命運を分けるのは言うまでもないことです。
苦しい状況を打破する方法
苦しい状況はどうやれば打破できるのでしょうか?
意外なことだと思う方がいると思うのですが、
「自分にある別の可能性(特に天職)を知る、実践してみる」
というのがあります。
会社の人間関係でトラブルが起きていて、家族が病気で、後継者問題で苦しんでいるのに、自分の天職ってどういうこと!? とお思いの方。。。
それに、自分の天職は経営者じゃないのか? と思っている方もきっといらっしゃると思います。
けど、、、天職はとても重要なんです。
経営者の方の中には、
- 本当はもっと別の仕事をしてみたかった
- 昔の思い描いていたヴィジョンを実現させることができなかった
- 実は、やってみたい仕事がある
そう思っている方、かなり多いのではないでしょうか?
自分の人生をどう充実させていくか?
充実させるために「仕事」はかけがえのない要素です。
経営者の仕事を立派に勤めておられるのであれば、本当にちょっとでも良いので、自分が本当にやってみたかったことにトライしてみてはいかがでしょうか?
僕のクライアントの方で飲食店を経営されている方がいます。
その経営者の方の天職、実は「人を癒す仕事でした」でした。
ホロスコープにはそう明確に表現されていましたし、率直に「あなたの天職、本当は人の疲れを取ったり、苦しみから解放することですよ」とお伝えしました。
後日、その方から連絡があり、忙しい仕事の合間を縫って、マッサージの勉強をされているとのこと。
病気を抱えているパートナーに覚えたマッサージをしてあげることによって、これまでどこか通わなかった心が通じ合うようになり、毎日が充実しているとのことでした。
天職とはまさに天から与えられた仕事です。
自分にふさわしい仕事。
人様に本当の価値を提供できる仕事です。
経営者に実践してもらいたいこと
今の経営者の立場を辞めて天職に生きるのは無謀なことです。
ただ、生活の中に自分の天職の要素をぜひ取り入れてみてください。
例えば、、、
- 教育者が天職であれば、自分の母校に寄付をする
- 料理人が天職であれば、ひいきにしている飲食店の支援をする、自分が料理を作る
- 医療従事者が天職であれば、医療を受けられない子どもたちへ医療を受けられる機会を設ける
もちろん、自分の天職に取り組むことで、現状の問題がすぐに解決するわけではありません。
けど、大切なのは、経営者自身が今よりもう少しだけでも充実した人生を送ることです。
会社の経営状態は経営者のエネルギーとリンクしています。
もっと言えば、経営者が辛い状況に陥った時、会社の経営は傾きやすい。
一方で、経営者の状態が上がっている時は、会社の経営もうまくいきやすいのです。
経営者の調子を崩して本当に困るのは、会社にいる従業員や取引先、お客様です。
それぐらい経営者は重たい責任を背負って生きておられます。
だからこその天職なのです。
自分の天職を知り、自分の天職を少しでも良いので採用し生きてみる。
人生の現状打破は自身の人生が充実することに他なりません。
経営者の方は懇意にしている占い師さんがいれば、ぜひご自身の天職について聞いてみてください。
これ、本当にオススメです。
少しずつでもいい。
自分の人生を天職で豊かにしていってください。
結果、自分の周りの方々へ、幸せがつながるはずです。