ホロスコープから「自分の老後(晩年)はどんな人生を送っているのか?」を見るポイントを解説します。
人生100年時代に突入し、老後を過ごす時間は過去の人たちよりも長くなっています。
充実した老後を過ごすために、ホロスコープでどこに注目すれば良いのでしょうか?
ぜひ最後までご覧ください。
ホロスコープから老後を見る4つのポイント
実際の鑑定では未来予測に関するご質問が非常に多いです。
今回のテーマである老後の生き方に関するご質問の場合、未来予測に加え、自分の魂が人生で何を選択しているのかを読み解くのがコツとなります。
①4ハウス
人生の結末を表現するのは4ハウスです。
4ハウスのカスプの星座、ルーラー、4ハウスに入っている惑星から見ていきます。
例えば4ハウスのルーラーが12ハウスにある場合、孤独な生活を余儀なくされる、また人によっては離婚を終え充実した独身生活を取り戻せると読めたりします。
4ハウスに冥王星や天王星がある人は、あくまでも解釈の一例ですが、今とは全く違った人生を過ごすことになる人もいます。
老後に関してはまず、4ハウスに注目してみてください。
基本的な見方ですが、決して馬鹿にできない重要ポイントです。
②ドラゴンヘッド
老後に関しては、ドラゴンヘッドに注目するのも悪くありません。
理由はドラゴンヘッドは魂の向かう先を意味する感受点であり、人生に与える影響が強いからです。
ドラゴンヘッドが3ハウスにある場合、教育に関する分野に注力、もしくは教育を通して出会った人が人生に強く作用します。
もちろん、その影響は老後にまで及ぶ人もいらっしゃいます。
ドラゴンヘッドが示す人生は、困難がありつつも、その先には成長や幸せが手に入ることが非常に多いです。
インスピレーションも必要ですが、ドラゴンヘッドが示す運命を読み解くと、老後の自分の生き方が見えてきます。
③5年運で60歳以降を見る
ホロスコープの未来予測で運命を読んでいくのも重要です。
占星術では5年単位の運命を読むことが可能です。
幸せになりやすい5年間、苦労が続く5年間といったようにです。
人生100年時代を迎えようとしています。
この記事をお読みの方は100歳まで生きる可能性が十分あるということです。
60歳からの40年がどんな人生になるのか?
あらかじめ予測しておくことによって、自分らしい生き方やリスクヘッジにつなげることができます。
④30年単位で見る
実際の僕の鑑定では5年単位の運を見ると同時に、30年単位でも見ています。
老後30年間の運命で特に影響を及ぼしやすいことを見ていきます。
人によっては恋人を深いつながりになると出る人もいますし、仲間と過ごすことがテーマとなり人生の糧となる人もいます。
ここまで記した①〜④を総合してホロスコープを見ていきます。
多少慣れが必要ですが、要領をつかむと自分の老後の運命がいかようになるのか予測が立てられるようになります。
オススメの記事:【ホロスコープ】人生全般を占う7大注目ポイント
老後はどんなことに悩みやすいか?
ホロスコープから老後の人生を見ていく場合、先に記した①〜④が重要です。
一方、人間の悩みは4つ(健康・お金・仕事・人間関係)しかなく、老後も人は悩み続けていくものだと思います。
今回は老後の視点から人間の4つの悩みについて、もう少し深掘りしながら解説していきます。
①老後の健康の悩み
人は誰しも老いるものであり、健康の不安は歳を重ねるほどに増していくはずです。
もちろん人生は健康ありきです。
健康だからこそ幸せな人生が歩めるのは、言うまでもありません。
健康でも特に注意すべき人体部位の情報は、かなり重要です。
腰痛が増える、心臓が弱くなる、皮膚疾患に悩まされる、などです。
もちろん、これらの情報は対策を立てるためにあります。
②老後のお金の悩み
人生100年時代を生きるからこそ、お金の悩みも尽きなくなります。
特に今の日本の景気は下がり切っており、お金の不安が増している人がとても多いのが現状です。
これからの時代、80歳ぐらいまで働き続ける人が増えていくはずです。
お金の悩みに対しては、自分に合ったお金の稼ぎ方が重要なアドバイスになります。
また、お金というのは人様が運んできますので、人からの信頼を得る必要があります。
お金を稼げるようになるのには、ある一定の時間がどうしてもかかるのです。
お金を自分に合わせて稼いでいくスキルが望まれる時代です。
③老後を迎えるまでの仕事の悩み
お金の悩みと同様に、仕事もどうしていくかを考えていく必要があります。
特に経営者の方はいつ引退するか、つまり老後をいつに設定するか? が重要なテーマになるはずです。
後継者の育成はもちろん、その過程までで自分の会社との関わり方のベストな方法をきちんと模索していく必要があります。
すっきりと老後を迎えるために、引き際はとても重要です。
④老後の人間関係の悩み
老後の人間関係は一体どうなっていくのか?
人間関係は他3つの悩みと比較しても重要なテーマです。
人は一人では生きられません。
当たり前すぎるぐらい当たり前なことですが、だからこそ誰もが人間関係を向き合う必要があるのです。
歳を重ねると同時に、頑固になる人もいます。
相手の意見を受け入れられずに、結果、孤独を選択してしまうのです。
孤独が悪いわけではないのですが、体の老いと同時に不安も増してきます。
人間関係が安定している人は心も安定しています。
ぜひこちらの記事もお読みください。
【ホロスコープ】相性100点はありえないを受け入れると運が上がる
人間関係に悩みのある方は、こちらの本を読まれることをお勧めします。
ユダヤ人大富豪の教えIII ~人間関係を築く8つのレッスン (だいわ文庫)
意外と重要|1ハウス
最後に今回のテーマである老後に関して重要な指摘をしたいと思います。
1ハウスに注目するのも実はかなり重要です。
1ハウスは自分自身であったり幼少期を意味するハウスでもあります。
1ハウスが示すものは自分の原点です。
少し深い話をすれば、1ハウスには自分が今世生まれてきた理由が記されています。
先に書いた4ハウスもとても重要ですが、1ハウスが示す内容をやる、というのはかなり重要です。
例えば12ハウスのルーラーが1ハウスに入っている場合、慈愛が自分、と読め、派生的に自発的に動くボランティアという解釈ができます。
1ハウスが示すことで社会に貢献してみてください。
1ハウスは自分の使命の原点なのですから。