今回の記事のテーマは「使命」です。
使命ってたいそうなイメージがありませんか?
使命に生きたい、という方もいれば、使命って何?、と思う方もいらっしゃるはずです。
今回は使命を知りたい人に向けて解説していきます。
最後まで読むと、自分の使命感が変わるのではないでしょうか?
今回の記事は、僕のstand.fmの音声配信の解説記事でもあります。
使命の意味
使命の意味を念の為、振り返っておきましょう。
僕が持っている辞書で「使命」はこう書かれてあります。
①使者として命ぜられた命令・任務。
②与えられた重大な任務。天職。
大辞林
どちらも重たい表現ですね。
命令、任務って軍隊みたいな表現です。
けど、一方で使命には「天職」という意味もあります。
ですので、僕の鑑定を受けに来られる方で「使命」が知りたいという人に対しては、確かに仕事と結びつく形でお伝えすることもあります。
占星術における使命の割り出し方
僕は占い師、特に占星術師です。
ですので、占星術における使命の割り出し方を4つ例を挙げたいと思います。
①統治星
占星術で指名の代表格と言えばやはり「統治星」です。
1ハウスのルーラーがどのハウスに向かっているかです。
基本中の基本ですが、絶対に侮れないのが「統治星」です。
気がつけば統治星の配置通りに運命が動いていたなんてあるあるです。
例えば、統治星が3ハウスに入っていた場合、教育の分野が使命となるのですが、伝えられた本人はピンと来ていません。
「教育関係の仕事をしていますが……。教育が本当に僕の使命なのでしょうか?」
とその方はおっしゃいます。
結論、その方は教育の商材を販売する営業の方で、関西エリア売上No.1の方でした。(笑)
②先行日食
統治星ほど有名ではありませんが、先行日食も使命を見る際に活用します。
先行日食とは自分が生まれる前に起きた日食のことです。
日食は太陽が欠けて見えるものです。
人は潜在的に欠けていくものを埋めようとします。
先行日食で見つけられた使命は、自分の中で欠けたものを取り戻しにいくのに近いです。
それは恋愛かもしれません、仕事かもしれません、癒しなのかもしれないし、夢や希望なのかもしれまえん。
自分の中でポッカリと穴が空いたもの、それを満たすために生まれてきたのだと表現するのが、先行日食なのです。
③ドラゴンヘッド
ドラゴンヘッドとは、太陽の通り道である黄道と月の通り道である白道が交差し北に上がっていくポイントのことです。
※覚える必要がありません。
ドラゴンヘッドの指名は個人的にはわかりやすいと感じています。
例えば、ドラゴンヘッドが6ハウスにある場合、健康の分野に意識が向くというのはよくあることですし、何より本人の納得感も高いからです。
自分自身を意味する太陽、月が関わっているのがドラゴンヘッドです。
使命を見るのに最適な感受点と言えます。
④10ハウスのルーラー
一般的に天職といえばミッドヘブン(Mc)です。
ただ、10ハウスに注目するならルーラーの方が影響が強いといのが僕の研究結果です。
10ハウスのルーラーで自分がこの世界で果たすべき仕事を読みます。
それはイコール、使命でもあります。
これら以外
他にもバーテックスやギャラクティック・センター、コンパウンド・アルムーテンなど使命の割り出し方はいろいろとあります。
一番その人にふさわしい使命を、複数の視点で割り出しお伝えしています。
もっと気楽な使命もあっていい
今から書く内容は音声配信でも伝えたものです。
使命というとどうしても堅苦しく、重い感じがします。
重大な責務を背負わされているような印象を持つ方もいると思います。
ですが、例えば一生懸命働いた後、家に帰って缶ビールを一気に飲み干す。
このために自分は生きているんだ! という使命もあって良いと僕は思います。
また、仕事を頑張って倹約に倹約を重ねて毎年2回、家族で旅行に行くのが楽しみという方もいます。
僕はそれはとても素敵なことだと思います。
僕が考える使命とは「生きててよかった!」と思える体験をすることです。
「生きててよかった!」と思えることを積み重ねることが幸せにつながります。
もっと正直に生きててよかった!と追求すれば、それが使命だし、幸せだし、何より本当の意味で自分らしい人生ではないでしょうか?