今回の記事では、前世を読むヒントについて解説していきます。
僕の場合、ご依頼されればホロスコープから前世を読むこともやっています。
ホロスコープから前世を読むヒントを初心者向けにお伝えします。
最後の「大切なこと」は必ず読んでいただければと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
ホロスコープから前世を読むヒント
ホロスコープから前世を読むヒントについて触れていきます。
ちゃんと断っておくと、占星術はどれだけ理論がしっかりしていようとも最後はインスピレーションや霊感で運命を読んでいきます。
占星術では前世を読む理論はあります。
が、ホロスコープの読み手、つまり、占い師側がクライアントの方とある意味シンクロしないと良い鑑定にはなりません。
クライアントの方はぜひ正直にご自身のこれまでの出来事を詳しく語っていただいた方が、よい前世鑑定となります。
①ドラゴンテイル
前世を読む上で基本中の基本ですが、絶対にバカにできないのがドラゴンテイルです。
前世でご自身が何をされてきたのかを深く読む際、ドラゴンテイルが大きなヒントになることがあります
- どのハウスにドラゴンテイルが入っているか?
- どの星座に属しているか?
- 関係するアスペクトは何か?
- (ドラゴンテイルがあるハウスから派生して見て)どんな運命を歩んできたのか?
などです。
例えばドラゴンテイルが9ハウスにある場合、宗教者、修行僧、運命論者といった可能性が出てきます。
※あくまでも解釈の一例です。他の箇所とも見て総合的に判断します。
②サイドリアルのホロスコープ
西洋占星術ではトロピカル方式が用いられますが、インド占星術ではサイドリアル方式で運命を読みます。
サイドリアルのホロスコープは、魂を読むのにふさわしいとされていますし、僕も実践鑑定ではその通りだと判断しています。
運命を読む上で、自分の魂が本当は何を望んでいるのか? はサイドリアル方式の方がフィットします。
前世、今世、来世で唯一つながっているのは魂です。
サイドリアルのホロスコープでまず魂を読み、過去に遡っていくと前世が表現されていきます。
③日食、月食
日食、月食は前世を見るのに必要なキープラネットです。
日食、月食は過去世特定の起点となります。
さらに日食、月食に込められた意識を辿っていくと前世の世界観が表現されるのです。
実際はインスピレーションや霊感勝負になりますが、事細かに見ていくと前世とつながりやすくなるのです。
ホロスコープから前世を読むために大切なこと
最後に、ホロスコープから前世を読むことに関する大切なことをお伝えします。
前世に興味のある方の多くは、スピリチュアルに関心が強い方、もしくは今、ご自身が相当に苦しんでいる方がほとんどです。
そういった方々にきちんとお伝えしておきたいことがございます。
前世やカルマに囚われすぎると、今世の苦しみがむしろ取り払われなくなる可能性が高いということです。
占いはあくまで今を生きる人のため、そして、より良く生きるためにあります。
もしご縁があり前世鑑定を行うことがあった場合、苦しみの原因との決着を目的とすべきです。
そして、苦しみとの原因との決着とは、今後、前世に関心を持たず自分の未来に向けて生きるということです。
少なくとも僕はカルマ解消とは今世、ご自身がさらに幸せになるための通過点にすぎないと考えています。
カルマ的な原因の追求、そしてカルマの経験を経たのであれば、今後はカルマに囚われることなく自分の幸せを追求してほしいのです。
ぜひこちらの記事も併せてお読みください。
僕があまり書かないスピリチュアルな内容を本気で書いています。