疎外感を感じてしまい、日々の生活が辛い。
疎外感は仲間外れにされている感じです。
人はコミュニティの中で生きることを余儀なくされるので、疎外感は大変辛い感情となります。
今回、疎外感を抱いている人向けに、占いの視点で原因の解説や対処法について書いています。
疎外感を抱えながら生きている人に伝えます。
疎外感を抱く一般的な原因
疎外感を抱く一般的な原因は、大きく3つあります。
以下の3つに該当していないか、チェックしてみてください。
承認欲求が強い
承認欲求が強いとは人から認められたい気持ちが強いということです。
承認欲求が強すぎる場合、自分が認められていない時に疎外感を感じます。
常に人の目を気にし、人に好かれる行動をしがちです。
承認欲求が強すぎると生きづらくなるのは言うまでもないのですが、苦しんでいる人は実はとても多いのです。
自己肯定感が低い
自己肯定感とは、自分自身に価値があると信じ自分の存在を認めることです。
承認欲求ともつながるのですが、自分に価値がないと強く感じた時、疎外感を抱く人がいます。
- 自分の価値は何か?
- 自分自身を認めるとは何か?
こういった思考がぐるぐると周り、自分の精神が辛く、消耗する傾向にあります。
マイナス思考
マイナス思考が強すぎると、先に書いた承認欲求や自己肯定感の低さにつながります。
物事をプラス思考で受け入れきれない自分を、辛く責める傾向が強くなります。
そもそもマイナス思考自体が悪いものではありません。
マイナス思考があるから、事前に危険を察知し回避できるからです。
マイナス思考である自分をもっと認め、マイナス思考がもたらす恩恵に気づくことが大事になってきます。
占い(占星術)は疎外感をどう解釈するのか?
ここからは占い(占星術)視点で疎外感を解説してきます。
若干、心理学の要素が強いのですが、実際の鑑定で用いている考え方です。
きっと参考になるかと思います。
使命、思考が孤独を好んでいる
まず、疎外感以前に、そもそも孤独を選んでいる傾向があるかどうかをホロスコープから確認します。
自分の使命や思考が孤独を選んでいる場合、ひいては疎外感を生み出す元となりやすいからです。
孤独自体悪いものではありません。
もっと言うなら、孤独になるから人は自分自身を省みることができるので、むしろメリットがたくさんあります。
ただし、疎外感のトリガーになっているのもまた事実なのです。
孤独と人間関係の組み合わせ
孤独を選択するというホロスコープの場合、
- 人間関係一般
- 友人関係
- 親子関係
- 恋人関係
といった人との関係性とコンフリクト(衝突)していないかを確認します。
孤独と人間関係が合わさった時、疎外感を抱きやすくなるからです。
特にどの人間関係で疎外感をいただきやすくなるのかを中心に見ていきます。
親子関係
疎外感は親子間の愛の交換が不足していることが原因となっているケースがあります。
ホロスコープで親子関係の良好さを確認します。
親が十分に愛を注いでいたのか?
愛を注いでいたとしても、その愛に気づかなかったのではないか?
親から阻害されている感情を抱いてしまうと、その感情を普段の人間関係に投影する可能性があります。
疎外感を埋めるヒント
ここからは疎外感を埋めるヒントについて解説します。
疎外感を埋める前にやるべきことがあります。
疎外感を生み出す元となる「孤独」への価値観を見直すことです。
孤独への価値観が変わると、疎外感の受け止め方が変わる人が多いのです。
以下、孤独という価値観を見直すために必要なことを挙げてみました。
自分の孤独の資質を受け入れる
疎外感を抱きやすい人は、まず、自分の孤独の資質を受け入れることをお勧めします。
自分の資質は変えるものではなく、受け入れるものです。
受け入れた時、自分にみなぎるパワーを感じられます。
孤独であること、孤独でも良いということを受け入れると、生きるエネルギーが湧いてくるです。
孤独であることのメリットを発見する
孤独であることは先にも書いた通り、決して悪いものではありません。
むしろメリット(ギフト)の方が多いはずです。
- 孤独であるから、人よりも深く考えられる
- 孤独であるから、人よりも深く考える時間がある
- 孤独であるから、人と深く繋がれた時、喜びが多い
こういったメリットにぜひ目を向けてみてください。
孤独は人生を生きる上で「強み」なのですから。
孤独であることが強みとなる仕事を行う
少し上級者向けですが、孤独だからこそやれる仕事をやってみることをお勧めします。
文筆業や、プログラミング、個人で起業(副業)をして収入を得ること。
大切なのは、孤独であるからこそやれる仕事をして、人に喜んでもらうことです。
このメリットは意外かもしれませんが、お金が介在することです。
お金が自分と愛での間に立つから、直接的な承認欲求、ひいては疎外感をを減らせるのです。
まとめ
今回、疎外感について解説しました。
最後に伝えたいのは、疎外感を抱かない人はほぼいないということです。
人は多数のコミュニティを行き来します。
強弱の違いはあれど、どこかのコミュニティでは疎外感を抱きやすいものです。
疎外感の前に孤独を受け入れ、孤独のメリットに目を向ける。
ぜひやってみてください。