今回のテーマは言霊です。
これまで鑑定を行ってきた中で、人生うまくいく人、そうでない人を決定づける要素として「言霊」が欠かせないことがわかってきました。
言霊の影響は凄まじく、人生を大きく左右する決定的な要素です。
本記事では、言霊によって言ったことが本当になる理由を解説していきます。
普段、口にする言葉が良き方へと変わっていくことを目指しながら。
言霊・言葉とは契約である
まず絶対に押さえておきたい考え方として、言霊・言葉とは契約の要素が多分にあるということです。
約束事をする際、言葉でその契約を人は取り交わします。
- ○月○日○時に駅前に集合
- スーパーで△△を買ってきて
- (ガソリンスタンドで)ハイオク10リットルお願いします
普段生活する上であまり意識しませんが、僕らは言葉で相手との契約を常に交わしながら生きています。
もちろん契約違反を行い、人の信頼を損なっている人もたくさんいますし、約束したことは必ず守るということをやって人の信頼を積み重ねている人もいます。
社会は言葉で成立している
普段僕らが生活している国、つまり日本は法治国家です。
法律を守るということを前提として社会が成り立っています。
世界中の多くの国が法治国家です。
そして、その法律は言葉で作られています。
一見すると当たり前すぎる事実なのですが、この当たり前にこそ言霊が本当になる理由が隠されているのです。
それは何か?
人は、言葉で記述された法律(ルール)を守ろうとする力学が働くのです。
人類は集団で生き延びてきた生き物です。
法律(ルール)を守らないと集団が維持できないというのが、DNAレベルで根付いているのです。
言霊の本質は自分との契約
ここで言霊の本質について述べます。
人は元来、言葉を契約を結ぶための道具として使ってきました。
契約は相手に求める一方で、自分も守らないと契約にはなりません。
契約とは常に自分も守るということを前提したものです。
これもDNAレベルで僕らに根付いているのです。
さらに、言葉を発した時点で、自分自身との契約が始まっています。
- ありがとうという言葉は、自分に価値があるという契約です。
- 感謝していますという言葉は、自分は感謝するにたる存在だという契約です。
- 嬉しいはという言葉は、これから自分に嬉しいことが起きるという契約です。
- 許しますという言葉は、自分自身が許すという心を解放する契約です。
契約達成の意思
ここまでお読みになられた方で、契約という言葉が堅苦しかったり、制限を受けているような印象を抱いている人もいるかもしれません。
ですが、見方によっては契約とや目標でもあるのです。
漠然とした概念は、漠然としたイメージしか想起できず、現実化しません。
契約とは確かに制限という側面を持ちますが、一方で制限があるからこそ、より具体的にイメージできて現実化するのが早くなります。
言霊と信頼
先にも少し触れましたが、約束を守るというのは言霊の本当の力を引き出します。
もちろん、約束を守らないというのは言霊の力を発揮できないどころか、マイナスに働きます。
言葉は本来、慎重に使わないといけないのです。
もちろん、信頼が集まると言霊の力はどんどんと強まっていきます。
言霊とは信頼を集めるものであり、信頼が集まるものでもある。
繰り返しになりますが、言霊、言葉とは契約の側面があるということは覚えておいて損はないと思います。
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