リリスと火星がスクエアの見方を解説します。
どちらも似たような意味を持ち合わせています。
多くの占星術ファンが注目するリリスと、凶星の火星が強烈なアスペクトを作った時、どんなことが起きやすくなるのでしょうか?
初心者の方向けの記事となります。
ぜひ最後までご覧ください。
リリスと火星がスクエア
早速、リリスと火星がスクエアの場合の解釈等を見ていきたいと思います。
以下、基本中の基本ですが、念の為おさらいしておきます。
スクエアはアスペクトでは凶角。
つまり悪い意味です。
リリスと火星がスクエアの場合、以下4つのような性質を帯びやすくなります。
①事故・けがに遭いやすい
火星はトラブルの惑星です。
リリスは運命の凶の加速装置です。
トラブルが加速する、つまり、事故・けがに遭いやすくなります。
シンプルですが、絶対に見落としたくない見方です。
リリスの深い意味についてはこちらの記事がオススメです。
>>リリスが強いホロスコープで、人生うまくいく人、苦労している人の違い
②怒りで自分が抑えられない
火星は怒りを意味する惑星でもあります。
そしてリリスは感情の加速装置でもあります。
つまり、火星とリリスがスクエアの場合、怒りで自分を抑えられない性質になりやすくなります。
また火星は自我を表現する惑星でもあるので、わがままという意味が強くなります。
③過剰なセクシャリティ
火星はセクシャリティも表現する惑星です。
火星とリリスがスクエアの場合、過剰なセクシャリティで自分が飲まれやすくなります。
つまり、性に関して貪欲ということです。
火星とリリスがスクエアは、不倫が多い人に特に見受けられるパターンでもあります。
男性、女性に限らず火遊びが多い人は特に注意のアスペクトと言えます。
相性の記事ですが、いかが参考になるはずです。
【シナストリー 】リリスと金星、火星が影響するとどうなるか?【危険な恋愛?】
また女性の方は以下のぜひご覧ください。
【女性必見!】リリスが強すぎる男性の3つのリスク【ホロスコープ】
④仕事のトラブル
火星は仕事を意味する惑星です。
リリスと火星がスクエアの場合、仕事上でトラブルが多くなる傾向があります。
スクエアは、特に仕事に対するこだわりが強すぎたり、上司と揉めやすくなる角度とも言えます。
裏を返すと仕事に対する情熱が過剰とも読め、必ずしも悪い側面だけではないこともあります。
リリスと火星がスクエアの人は、仕事でがんばり努力するとで認められる傾向もあります。
スクエアとは?
スクエアとはアスペクトいう90度の角度のことです。
別名キリングアークと呼ばれています。
凶角の代表格であり非常に影響が強いアスペクトです。
仕事や家庭に影響を及ぼしやすい角度という解釈もできます。
各惑星同士の性質が過剰になり、理性でコントロールしづらくなるため運を下げる角度です。
スクエアが多いホロスコープの持ち主は、困難な人生を歩む傾向が強くなります。
補足:アスペクトで運命を読む限界
最後に補足ですが、大切な話をします。
アスペクトは確かに性格分析に使える理論です。
ですが、例えばリリスと火星がスクエアがスクエアで事故に遭いやすいと判断したとして、
- どこで
- どんな場所で
- 誰と
- いつ
- 何が原因で
といった情報をアスペクトだけで本当に割り出せるのでしょうか?
プロの視点から言えばNoです。
プロの占星術師の観点から言わせていただくと、アスペクトだけで運命を読むのは非常に困難なのです。
アスペクトは、場所や誰かや原因まで表現するものではないからです。
ホロスコープがいまいち読めていないと思う人ほど、以下の記事が非常にオススメです。