リリスは占星術における超重要感受点です。
リリスがMc(ミッドヘブン)と合(コンジャンクション)を形成した際、どんな解釈ができるのでしょうか?
今回の記事では、リリスとMcの合の解釈を初心者向けにお伝えしていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
解釈|リリスとMcの合
リリスとMcの合の解釈について解説していきます。
ここに書かれてあるのはあくまでの解釈の一部ですが、参考になるものも多いはずです。
リリスは原則凶の意味であることを忘れなければ、読み違える確率はグッと下がります。
①父親(母親)との因縁
リリスとMcが合の場合、鑑定でまず注目したいのが父親もしくは母親との因縁です。
因縁なので、実際は解釈がさまざまなのですが、仲が悪い、ファザーコンプレックス、マザーコンプレックスが考えられます。
親子関係で形成された価値観は、人生に大きな影響を及ぼします。
人生を生きていて、幸せを感じづらい人はまず父親(母親)との因縁から調べるのが、占星術に限らずカウンセリングでもセオリーのはずです。
②上司との対立
仕事場においては上司との対立も挙げられます。
最初は信じてた上司に裏切られた経験があるなどです。
リリスは徹底的に好きにあり、徹底的に嫌いなる、という性質があります。
また上司がいきなり退職する、部署を離れる、場合によっては左遷されるということもあります。
もちろん解釈の一例ですが、リリスの徹底的変化をヒントにホロスコープを読むと、自分の運命に一気に近づけることがあります。
③ワーカホリック
リリスとMcの合は、仕事に徹底してのめり込んでしまうパターンを示すことがあります。
またワーカホリックだけでなく出世に執着する人もいます。
リリスは、承認欲求(人に認めてもらいたい)を強調する場合があります。
リリスの意味に関しては後述する「リリスの解釈の大原則」をご覧ください。
また暴走するという意味では以下の記事がオススメです。
④結婚相手の家柄や財産に執着
人によっては結婚相手の家柄や財産が気になる人もいます。
Mcが示す社会的な自分と結婚相手の家柄や財産というのは、意外と結びつきやすいものです。
少し話は逸れますが、結婚相手は今の自分に相応しい人なのです。
今の自分に相応しくないという時、離婚する確率が一気に上がります。
自分に相応しい、相応しくないは意外とMcで読めたりします。
Mcとは?
Mcとは、太陽の軌道である黄道で一番高いポイント(南中点)と星座が交わったポイントのことです。
自分の社会的地位や、社会で見られる自分の姿、天職を意味します。
Mcの解釈で興味深いのが、自分の立身出世の限界を意味するというものもあるということです。
いずれにせよ、自分が社会で何を果たしていくのか? を見ていく際は、Mcを起点に見ていくことが多いのです。
リリスの解釈の大原則
リリスの解釈で一番大事なのが「執着」です。
意識的にも、無意識的にも執着してしまうものを示すのがリリスなのです。
あなたは何に執着しやすいかについては、以下の記事に書かれてある「ハウス別リリスの影響」をご覧ください。
リリスが強いホロスコープで、人生うまくいく人、苦労している人の違い
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