占星術は感性で読もう!
ホロスコープは理論で読むものなのか? 感性で読むものなのか?
今回はホロスコープの読み方にアプローチした内容をお届けします。
占星術は確かに理論がしっかりとした占術です。
文系、理系で分けるとするならば、理系の要素が多い。
計算はあるし、度数で惑星の位置を特定します。
そう言う意味では、理論で読んだ方が良いと思われがちですが、実は違います。
理論は駆使するけれども、最後は感性で読むのが占星術であり、インスピレーション勝負なのです。
感性(インスピレーション)で読み方がダイナミックに変わる
理論がしっかりとした占星術ですが、実際、理論だけでも相当な数に登ります。
例えば、アスペクトだけでも60種類あります。
ホロスコープの種類だけで言っても、アセンダントチャート、ソーラーチャート、ルナーチャート、イコールハウス、日の出チャート、概算日の出チャート、コッホチャートなどたくさんあります。
人生の使命の特定で言えば、統治星、先行日食、バーテックス、ドラゴンヘッド(魂が向かう方向)などがあります。
では、どの理論、ホロスコープの宮(ハウス)分割、使命の特定方法を使えば良いのか?
その使い方は感性(インスピレーション)でダイナミックに変わります。
その時々で採用する理論が変わるのです。
私ごとで言えば、最近は研究、実践鑑定では一般的なアセンダントチャートよりもルナーチャートの方が運命が色濃く出る傾向があります。
理論も感性も両方大事だけど、やっぱり感性の方が大事
理論の勉強が疎かであれば、ホロスコープは読めません。
感性がなければ、運命を深く読むことができません。
理論も感性も両方大事。
これが真実です。
けど、繰り返しになりますが、最後は感性で読みます。
これ、何を意味するかというと、特段難しい占星術の理論は必要ないということでもあります。
自分に自信がない人ほど難しい理論だったり、人が使っていない理論を手に入れようとします。
けど、プロの立場から言うと、それは辞めておい方がいい。
なぜなら大抵の場合、その難しい理論、人が使っていない理論を使いこなすことはできないからです。
基本を大事にして自分の感性を信じて読む方が当たる占い師になれます。
まず自分を信じることが大切です。
最後に、感性の高め方
では、どうすれば感性を高めることができるでしょうか?
答えは簡単です。
毎日占星術のことを考えているか?
毎日ホロスコープを眺めているか?
毎日、真摯に占星術と向き合い、考え、ホロスコープを作り検証していけば、感性が育ちます。
結局、毎日の研鑽で歓声が高まり、占星術の実力も同時に身についていくのです。
何でも良いのでホロスコープを眺めてみましょう。
芸能人の結婚・離婚でも構いません。
月が今、何座にあるか? でも構いません。
日々、占星術に触れる。
これが占星術の実力、そして感性を高める王道のやり方なのです。