リリスの相性に困っていませんか?
リリスは悪縁の象徴であることは間違いありません。
結婚においても、今回のテーマである結婚・恋愛においても、相手のリリスが自分の運命に大きく影響する場合、運が下がることが多いからです。
占星術、ホロスコープ、そして、リリスの知識がある程度ある人ほど、自分の過去の結婚や恋愛相手のホロスコープを見て、なぜ苦労したのか確認した人も多いと思います。
そして、今、まさにリリスの相性で困っている方も多いと思います。
リリスは不安定な惑星を刺激する
リリスの相性、シナストリーを見る時、多くの場合はリリスと太陽や月に注目すると思います。
けど、実はリリスが自分の太陽、月と絡んだ時だけが苦労する結婚、恋愛というわけではありません。
ここが注意点になります。
少し運命学の話をすると、不運というのは時に自分の一番弱いところを突いてきます。
相性において、相手のリリスが自分の弱点(本質的品位が悪い惑星など)と関係を持った時も要注意なのです。
クライアントの方が精神的に不安定なっている場合、相性をみてみると、相手のリリスが精神を支配する惑星や表示体を刺激していたなんてことはたくさんあります。
100%相性が良いなんてことは絶対にあり得ないのですが、それでも自分の弱点をリリスが突いてきた場合は、慎重な鑑定が要求されます。
リリスの相性は古典占星術の方がよくわかる
アスペクト重視の現代占星術を否定するわけでないのですが、古典占星術で相性を見た方が、シビアに自分のどの運を下げる相性なのか? が明確になります。
古典占星術が使われていた時代は、まさに生きるか死ぬかの時代。
ダメなものはダメ、凶はどんなことがあっても凶、というのが古典占星術の根底に流れている思想です。
占い鑑定を受ける理由はリスクヘッジ(危険回避)の部分も大きいはずです。
悪いものは悪いと見抜かないと、リスクヘッジのしようがありません。
リリスのシナストリーこそ、このシビアに運命を見極める古典占星術の方が向いています。
人生を真剣に生きていきたい人ほど、古典占星術の方が向いています。
また、以下にもリリスの相性に触れています。
ぜひご覧ください。
リリスが強いホロスコープで、人生うまくいく人、苦労している人の違いは?