相性における悪縁リリス(まずはシナストリーの作成から!)
占星術でリリスといえば、やはり相性が気になるものです。
徹底的に相手を好きになり、徹底的に相手を嫌いになる超重要感受点であり悪縁の象徴リリス。
特に相性においてリリスは、離婚や不倫を誘発する傾向があります。
相性鑑定の際、シナストリーのホロスコープを作成して、相手のと相性を確認します。
シナストリーではリリスだけを見てはいけない
シナストリーでホロスコープを作成して、相手との相性を見る。
しかも、恋愛や離婚、不倫の場合は悪縁であるリリスを重点的に確認する。
ここまでは相性鑑定のセオリーと言えます。
ですが、一つ注意しないといけないのは、リリスだからといってあまりにも過剰反応しすぎてはいけないということです。
特に普通の人間関係であれば、人としてのマナーを重んじ、距離感を保てば、リリスの相手といえど一人の人間として適切な関係を維持することが可能だからです。
※といってもリリスの相手との結婚はオススメできませんが、、、。
注目すべきは、リリス+αのαの部分です。
特に相手、自分、双方がそれぞれの精神を揺さぶるかどうか(これが+αの部分)を見極める方が実際の相性鑑定では大切なのです。
相性のホロスコープで本当に運を下げるものは何か? を特定する
運命学の本質として運気の低下は、理性が働かない時に起こりやすいということです。
ということは、理性が保てるのであれば、それなりに不幸を乗り越えることができます。
そして、理性がきちんと働くということは、冷静に相手との距離感が図れるということです。
人間関係の主だった失敗は、相手との距離感を誤った時に起こります。
もちろんこちら側が適切な距離感を保とうとしても、相手の距離感が近すぎたり、依存してきた場合は、時に離れたり、関係を切る選択肢も出てきます。
とにかく理性が大切ですし、悪縁リリスで振り回されないようにしてください。
占星術の理論さえ身に付けば運命が読めると思っている人ほど、注意が必要です。
【相性】リリス – 太陽・月の合、衝に解釈の違いについて解説します!
プロがホロスコープ・シナストリーをどう読んでいるのか?
シナストリーというとどうしてもアスペクトが中心になると思いがちです。
ですが、実際の鑑定ではアスペクト以外にも本質的品位やルーラー(主星)読みといった、古典占星術の技法を駆使して相性を特定します。
本気でシナストリーのホロスコープを学んでみたい方こそ、実は古典占星術を学ぶべきです。
古典占星術を学ぶとシナストリーの読み方が変わります。
単にアスペクトを読んで相性が良い、悪いではなく、具体的に何の運を上げるのか、下げるのかの特定ができるようになります。
シナストリーこそ古典占星術の技法が大切なのです。