占星術を学ぶメリットシリーズの第3回です。
第1回、第2回はこちら。
第3回目の記事は、未来予測です。
未来予測も占いの重要鑑定項目の1つです。
無事に転職ができるのだろうか?
大きな病気にならないだろうか?
今後、何に気をつけていけば良いのだろう?
今回は誰もが気になる未来予測について深掘りしていきます。
占星術の未来予測とは?
占星術の未来予測法は、、、
- トランジット
- プログレス
が有名ですね。
どちらも有用な未来予測法です。
トランジットとは、宇宙を巡っている惑星と自分のホロスコープの関係性で自分の未来を確認する技法。
プログレスとは、自分のホロスコープを1年1度や1日1度で進行させて自分の未来を確認する技法。
いつ自分の運が上がるのか? いつ運が下がるのか?
トランジットやプログレスを学ぶと、自分の未来が把握できるようになります。
トランジットもプログレスも、占星術の基本とされる未来予測法。
学べば誰もが習得できるのです。
何年単位の未来予測ができるの?
手前味噌ですが、僕自身はトランジットやプログレス以外の未来予測法も用いて鑑定を行っています。
トランジットやプログレス以外の理論を用いて、
- 日単位
- 月単位
- 年単位
- 5年単位
- 30年単位
短期〜長期スパンの未来予測法を生徒さんに教えています。
この中でも年単位、5年単位の未来予測はとても重要です。
人生プランは原則、長期で考えるはずです。
仕事を例に挙げると、、、
これから何に投資を行い、ビジネスを発展させていくのか?
いつ独立すべきか? 転職すべきか?
これからビジネスで起こりそうなリスクは何か?
こういった内容は、年単位、5年単位の未来予測を行い、プラン立てに役立てることができます。
さらに、30年単位では自分がこれから何を中心として生きていくのか? に注目します。
例えばある人の運命では、
0〜30歳までは教育(勉強)をする
30歳〜60歳までは夢・希望に向かう
60〜90歳までは自分の経験を人に伝えていく(継承)、、、
こういった人生の流れがわかります。
ネータル運を見極めないと未来予測はできない
ただ、気をつけないといけないのが、未来予測の理論を学んだからと言って、未来予測ができるようになるのか? というのは少し焦った解釈かもしれません。
プロほど未来予測をする前に、そのホロスコープの人物の
- 資質
- 人生における潜在的なリスク
- 人生における可能性
をちゃんと見ています。
このホロスコープの人物の運を「ネータル運」と呼びます。
ネータル運をちゃんと見極める→未来予測。
この流れが大切なのです。
未来予測をする上で、実は「ネータル運」の見極めこそ、プロとそうでない人の違いです。
リスクを知り事前に対策を打つ
未来予測で何より大切なのは、事前にリスクを把握する、ということです。
例えば、金運の低下が未来予測で出ているのであれば、出費を減らす、贅沢はしない、といった対策が立てられます。
運が良い人は、こういった基礎的な積み上げをおこなっています。
恋愛のトラブルが未来予測がでている人は、とにかく危ない夜遊びはしない、といったように。
リスクを事前に把握する。
運命は気をつけるだけで好転するケースがいくらでも見受けられます。
チャンスが訪れるタイミングまでに準備する
未来予測の効果は、準備です。
来るべきリスクに避けるための手立てを検討、実施するのはもちろん、来るべきチャンスに備えることにももちろん活用できます。
転職は必ず運が上がったタイミングでやるべきです。
来年、運気が上がるのであれば、転職の準備をする、つまり、就職先の会社を探したり、リクルーターとコミュニケーションしたりといった形で。
占星術はとにかく「スタート」を大切にする占術です。
運が上がったタイミングで行動を起こす。
それでまでは、準備期間に充てる。
これが未来予測を用いた運の上げ方の鉄板の法則なのです。
最後に、、、
運命には自分との相性、人との相性、タイミングとの相性と、3つの相性があります。
どの相性も大切ですが、タイミングとの相性で失敗している人は、実際、かなりの数に上ります。
占星術を学びたい人は、必ず未来予測法に挑戦してください。
トランジットやプログレスといったシンプルな理論でも未来予測は十分にできます。
そのためにも、星座・惑星・宮(ハウス)の基礎はしっかりと学んでください。
逆を言うと、星座・惑星・宮(ハウス)の基礎がしっかりできれば、ホロスコープから運命は驚くほど読めるようになります。
最後に、、、占星術はとにかく楽しいです。
楽しみながら運命を学んで、人生をたくさん謳歌していただければと思います。